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【全日本】亮生が世界ジュニア盤石V4、1・25幕張で立花迎撃 KURAMAは素顔の矢野安崇として練習生から出直しへ

【全日本】亮生が世界ジュニア盤石V4、1・25幕張で立花迎撃 KURAMAは素顔の矢野安崇として練習生から出直しへ

『ニューイヤーウォーズ2026』後楽園ホール(2026年1月3日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○青柳亮生vsKURAMA×

 亮生がKURAMAを破って盤石の世界ジュニア王座V4に成功。1・25幕張大会で立花誠吾を迎え撃つことが決定的になった。試合中、自らマスクを脱いだKURAMAは素顔の矢野安崇として全日本の練習生から出直しすることになった。

 ここまで3度の防衛を重ねてきた世界ジュニア王者の亮生が会社からの資料を見て、自ら指名した相手が日本人ルチャドールのKURAMAだった。KURAMAは以前、NOAHで活動していたが、メキシコに渡ってマスクマンに変貌。昨年新日本に参戦したKUUKAIとのタッグで活躍していた。

 昨年の大みそかに全日本初参戦を果たすと、ここまで亮生と2回前哨戦で激突。前日の後楽園大会では亮生が直接勝利を挙げ、「ボッコボコにしてメキシコに返してやる」と予告すると、「ここまで来たら振り切るよ、俺は。お前も振り切ってこいよ。振り切ってこないと、俺がそのまま食っちまうぞ」とあえて鼓舞するようなコメントをしていた。

 序盤からKURAMAはメキシコで培ったルード流のファイトを展開。亮生と互いにポーズを真似て挑発し合うと、エプロンで王者の首を踏みつけ、ギロチンドロップを投下した。場外戦でもラフファイトを連発する。しかし、これにブチ切れた亮生は鉄柵にしつこく投げつけて制裁。場外ボディスラムを強行し、そのまま逆エビ固めで拷問した。

 余裕の表情でリングに戻った亮生に対し、KURAMAは這うようにしてリングインしたものの、亮生はマスク剥ぎまで仕掛けて、普段とは違う非情な攻撃を展開。一部の観客からはブーイングも飛ぶ。KURAMAのチョップ連打を仁王立ちで受け止めると、急所蹴りも完全に防御してフットスタンプを投下。逆エビ固めで絞め上げる。

 一方的な展開が続く中、KURAMAは必死に立て直したものの、亮生はキチンシンクで黙らせると、頭部を踏みつけてからまたも逆エビ固めへ。両者への声援が巻き起こると、KURAMAはロープに逃れるが、亮生は「こんなもんか?」と挑発していく。亮生がエルボー連打を正面から受け止めると、感情を爆発させたKURAMAは自らマスクを脱ぎ捨てた。

 元NOAH・矢野の素顔をあらわにすると、亮生にエルボーを猛連打。止める神林レフェリーを突き飛ばし、なおもエルボーやストンピングを連発する。吹っ切れた様子のKURAMAはダイビングボディアタック、フィッシャーマンズスープレックス、スイング式ネックブリーカーと猛攻。アパリシオン(ダブルアーム式ネックブリーカードロップ)の体勢に。踏ん張った亮生がトラースキックを連打しても、KURAMAは絶叫して立ち上がり、丸め込みを連発してあわやの場面を生み出す。

 さらに、エルボーを乱れ打つが、亮生はロコモーション式フィッシャーマンズスープレックスで逆転。「亮生」コールに包まれると、亮生はムーンサルトプレスを投下する。KURAMAはカウント1でキックアウトして意地を見せたものの、亮生は旋風脚、ハウザーインパクトと猛攻。最後はファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪った。

 KURAMAが奮闘したものの、亮生が盤石の世界ジュニア王座V4を達成。マイクを持った亮生は「KURAMA、このタイトルマッチが行われるまで、とんでもない、しょうもないヤツを呼んでしまったと後悔しました。しかし、やればできるじゃん。チャンピオン焦っちゃったよ」とKURAMAを評価すると、「そんなKURAMA選手に青柳亮生から1つだけプレゼントします。俺の貴重なマイクの時間を少しだけ分けてあげましょう」と幕を渡した。

 KURAMAは「こんなどうしようもない俺を救ってくれた全日本プロレス、そして青柳亮生さん、本当にありがとうございました」と感謝すると、号泣しながら「そして、こんなどうしようもない俺を待っててくれた、応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました」と観客にも投げかける。「お帰り」などと温かい声が飛ぶと、KURAMAは「亮生さん、こんな俺ですが、メキシコに行かず、この日本のプロレス界で、全日本プロレスのリングで練習生からやり直す形でよろしくお願いします」と土下座した。

 亮生は「面を上げい」と顔を上げさせると、「皆さん、リアルな声が聞きたい。矢野安崇の願いを受け入れますか?」と観客に問いかける。「矢野」コールが発生し、「拍手も飛ぶが、亮生は「よくよく見ると、そうでもない人もいるぞ」と厳しくジャッジした。

 そのうえで、「矢野。俺はお前と戦って、お前が熱い思いでプロレスをしているってことは重々わかったぞ。でもな、まだ伝わってない人たちもいっぱいいるんだよ。だからさ、頑張ってまたこのベルトに挑戦できる位置まで来いよ。全日本プロレスの矢野安崇とまたタイトルマッチできることを楽しみにしているよ」とエールを送り、握手を交わした。

 KURAMA改め矢野が客席に頭を下げてリングをあとにすると、入れ代わるようにして立花が登場。「さっきの試合見てよ、すげえチャンピオンだと思ってよ。今の青柳亮生に挑戦したいと思った…なんて、そんなわけねえだろ、この野郎。俺がもっと上にいくために、その世界ジュニアのベルト、獲らせてもらうぞ、この野郎。挑戦させろ」と表明する。亮生は「わかりました。やりましょう」と即決。立花が1・25幕張大会を舞台に指定すると、亮生はこれも即座に受諾した。

 早くも次の防衛戦が決定的になった亮生は「2026年も始まり、青柳亮生も防衛でスタートし、青柳亮生が主役の年になることは間違いないでしょう。次の世界ジュニアも防衛し、その次もその次もその次も防衛し、2026年は青柳亮生がずっとベルトを持ち続けます」と始まったばかりの2026年を見据えて断言。「そして、全日本プロレスを、全日本プロレスジュニアを、そしてそして青柳亮生をさらに向こうへ連れていきます。皆さんもついてこれますか?」と投げかけると、「全日本プロレスさらに向こうへ! Plus Ultra!」の雄叫びで新春後楽園2連戦・2日目を締めくくった。

【亮生の話】「2026年一発目の世界ジュニア防衛、大成功だ。それも大きなことですけど、面白いね、KURAMA改め矢野安崇。まさかこんな形になるとは思ってなかったんですけど、これもひとつチャンピオンのいい仕事ができたんではないでしょうか。このあとは俺はもうノータッチだよ。自分で頑張れ。俺はこのベルトを持ち続けて、ゼンニチジュニアをさらに向こうへ連れていくだけですから。そこにあいつがついてこれるかどうか、楽しみに待ちたいと思います。そして、1月25日、幕張で、来たな、アニキ。実は一番警戒してましたよ。ゼンニチジュニアの中で一番、なんだろうな…持ってる男。非常に危険だと思っているんで、アニキっていうキャラに引っ張られすぎないように、チャンピオンとして迎え撃ちたいと思います。リング上でも言った通り、2026年は青柳亮生の年だ。楽しみにしとけよ」

【KURAMAの話】「本当にこんなどうしようもない僕を呼んでくださった全日本プロレスの皆さん、そして青柳亮生さん、そして支えてくれたファンの皆さん、応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。これから支えてくれた、チャンスをくれたこの全日本プロレスでイチから矢野安崇として、練習生として頑張っていきます。必ずこの全日本プロレスでファンの皆様に恩返しをします。よろしくお願いします。ありがとうございました」

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