●オンライン化でここがラクになる! ママ・パパ目線のメリット
制度の中身を見たところで、実際にママ・パパにとってどんなメリットがあるのかを整理してみます。
・生後すぐの外出が減る
猛暑や極寒の中、赤ちゃんを連れて役所へ行く必要がなくなります。
・24時間いつでも手続きできる
夜間や休日でも申請可能。共働き世帯や里帰り出産にも便利。
・入力ミスや書類不備をシステムがサポート
必須項目チェックやフォーマット入力で再提出リスクを軽減。
・その後の手続きにもスムーズにつながる
デジタル庁やこども家庭庁の資料では、出生届のオンライン化をきっかけに子育てに関わる複数の手続きをワンストップで申請できる環境を整備する構想が示されています。
将来的には、出生届の入力情報をベースに、関連する手続きの申請画面が自動的に立ち上がり、同じ情報を何度も書かなくていい――そんな世界が見えてきています。
●現在の課題とは? 全国導入に向けたハードル
一方で、いいことづくめに見える申請手続きのオンライン化にも、いくつかクリアすべき課題があります。
・自治体対応のばらつき
システム導入や職員研修、利用者への周知が必要。
・医療機関・自治体・国のデータ連携
出生届の場合、病院(出生証明書)・自治体(戸籍)・国(制度設計・システム)の3者が関わり、中小病院の電子化対応に時間とコストがかかる。
・セキュリティ・個人情報保護
安全なデータ連携と利用者認証の強化が不可欠。

