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エンビード復活か?直近6試合は平均28.5点と好調、本人も「本来の自分に戻りつつある」<DUNKSHOOT>

エンビード復活か?直近6試合は平均28.5点と好調、本人も「本来の自分に戻りつつある」<DUNKSHOOT>

現地時間1月1日(日本時間2日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは敵地アメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたダラス・マーベリックス戦に123-108で勝利し、2026年は白星スタートを切った。

 昨季このチームは主力の相次ぐケガに泣き、イースタン・カンファレンス13位の24勝58敗(勝率29.3%)と低迷。連続プレーオフ出場が7シーズンで途切れる屈辱を味わったのだが、今季は2日を終えて18勝14敗(勝率56.3%)のイースト5位につけ、プレーオフ進出圏内にいる。

 マブズ戦では、タイリース・マキシーがゲームハイの34得点、10アシストに8リバウンド、2スティール、2ブロック、新人VJ・エッジコムが23得点、5リバウンド、4スティール、クエンティン・グライムズが19得点、7リバウンド、3ブロック、ポール・ジョージが14得点、7リバウンドを記録。

 今季のシクサーズは、マキシーとエッジコムのバックコートがチームの中心。プレータイムが平均30.0分を超えているのはこの2人とグライムズ、ヒザのケガのため昨年11月中旬から欠場が続いているケリー・ウーブレイJr.のみという状況だ。
  ただ、31歳のジョエル・エンビードが復調傾向にある点は今後に向けて間違いなくポジティブな要素だ。相次ぐヒザのケガに見舞われ、一昨季が39試合、昨季も19試合のみの出場に終わっていたビッグマンは、今季も32試合のうち17試合を欠場。あと1試合欠場するとオールNBAチームなどアウォード投票の対象外になる。

 それでも、12月12日のインディアナ・ペイサーズ戦で39得点を奪取すると、その後も出場した試合では5試合連続で22得点以上をマーク。マブズ戦でも22得点、4リバウンド、6アシスト、1ブロックで勝利に貢献した。

 ここ9試合のうち8戦は30分以上コートに立っており、直近6試合に限定すると平均34.3分、28.5点、6.3リバウンド、4.8アシスト、1.5ブロックの好成績。フィールドゴール成功率48.7%、フリースロー成功率89.5%と、リーグ屈指のスコアリングビッグマンとしての姿を取り戻しつつある。
  マブズ戦後にエンビードはこう口にしていた。

「2年前の俺は、コートへ立つたびにピークに達し、毎晩40、50点は取れると感じていた。今の自分自身について言えば、(当時よりも)よりアグレッシブになれるだけでなく、より賢くなったと思っている」

 2023-24シーズンのエンビードはケガで39試合の出場に終わったが、2023年11月中旬からNBA歴代5位となる22試合連続で30得点以上を記録。シーズン全体で平均34.7点、11.0リバウンド、5.6アシスト、1.2スティール、1.7ブロックと猛威を振るっていた。

 213㎝・127㎏の体躯を誇るセンターは、柔らかいシュートタッチと豊富なスキルを兼備し、主にエルボーエリアで無双して得点を量産。ヒザに問題を抱え、コート上を機敏に動き回ることこそできないが、ペイントエリアで見せる威圧感は健在だ。
  エンビードは「本来の自分に戻りつつあると感じている」と語り、ディフェンス面でも手応えを感じている。

「フィジカル面で、最も自分が回復したと実感しているのはディフェンスだと思うね。足を動かし、相手のショットをブロックし、ディフェンスで存在感を発揮できるレベルに戻りつつあるんだ」

 今後も、シクサーズはシーズン終盤、そしてポストシーズンに向けて温存すべく、エンビードへ定期的に休養を与えていくだろう。それでも、元MVPビッグマンが本来のリズムを取り戻しつつあることは、イーストの勢力図を動かす要因になるかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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