「ラーメン業界に負けてたまるか!」
一方で、店のSNSを見てみると、中華風の“つけマーボ”、カレー風の“つけキーマ”など変わったうどんの画像が次々出てきます。この裏には十河さんのうどん人生を変えた、ある人物の一言があったそうです。
「ラーメン業界の人たちとお付き合いするようになって、ラーメンマニアの人から、“ラーメンと違って、うどんって見た目がどれも一緒であまり変わり映えしないよね”っていうことを言われたのが衝撃的でした。クソッ!って思いましたね(笑)」

その言葉に発奮した十河さんは、様々なジャンルの料理を研究し、ラーメンに負けない見栄えがする創作うどんを毎月販売するように。その中で「近年では一番のヒット商品じゃないですかね」と語ったのが、まるでスイーツのような見た目の、“無花果酢橘饂飩 1,300円(税込) ※現在は販売終了”。
香川県産の高級フルーツ“ハザマいちじく”を丸ごと1個使用。糖度20度を超えるいちじくと爽やかな酸味のすだちが相性抜群で、毎年登場するのを待ちわびるファンも多いとのこと。「ラーメン業界に負けてたまるか!と、探究心を忘れずにやり続けてはいますね(笑)」と熱く語る十河さんなのでした。
人気の秘密と知られざる裏側を深掘り!

このほか、番組には京阪神の3つの名店が登場。「うどん棒 大阪本店」と同じ大阪からは、ラーメン激戦区・西中島にあって10年以上うどんで勝負している「本格手打うどん ゆうすけ」(大阪市淀川区)。一番人気はボリューム満点の“とり天ぶっかけ”で、関西では珍しい平打ちの極太麺に中毒者が続出しています。
京都からは過去最大4時間待ち、7年連続でミシュランガイド“ビブグルマン”に選出された超人気店「山元麺蔵」(京都市左京区)が。一番人気は“土ゴボウ天ざる”で、うどん業界に革命を起こした“強いコシ”דもちもち食感”のハイブリッド麺は行列と同様に長く、食べなきゃ損の逸品。
そして兵庫からは、田んぼの真ん中にありながら大行列となる“釜たまうどん”が一番人気の店。伝説の師匠から受け継いだ本場仕込みの讃岐うどんを求め、全国からお客さんが押し寄せる「がいな製麺所」(兵庫県加西市)と、計4店舗の店主がスタジオに集結!
それぞれの人気の秘密と知られざる裏側を深掘りする次回の『ウラマヨ!』は、関西テレビで9月27日(土)13:00から放送です。おたのしみに!
番組概要
『ウラマヨ!』
放送日時:9月27日(土)13:00~13:59
放送:関西テレビ(関西ローカル)
MC:ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)
アシスタント:高橋真理恵アナウンサー
パネラー:伊集院光、月亭八光、萌々(爛々)
配信:カンテレドーガ・TVer
前回の放送を見逃した方、もう一度見たい方は、カンテレドーガ・TVerでご覧いただけます。