近年、中身を見せるタイプの福袋が増えた。おそらく販売する側にも考えがあって、できるだけリスクは減らしたいのだろう。
そんな流れもあってか、全日本空輸こと「All Nippon Airways(ANA)」も福袋の中身を機内食だと公表して売っているのだが……そう来たか! 守っていると思いきや、これはかなり攻めている!
「ANA国際線エコノミークラス機内食(12個入り)」の福袋は、ANAの公式サイト「ANA MALL」で購入した。
通常9980円のところ、期間限定の10%オフで8982円。送料無料でマイルはつくので、普段からANAを使っている人にとっては嬉しいサービスだろう。
さて、ポチって待つことしばし。ANAの福袋は空を連想するような水色の箱で届いた。
そして中を確認しようと開けたらなんと飛行機ギミック! このあたり無機質な感じで届くものと違って、見た目から楽しませようという気持ちを感じる。
中身は先に書いたように教えてくれている親切仕様。届いた実物は以下の通りである。
・ビーフハンバーグステーキ
・タンドリーチキン風サフランライス添え
・牛肉と茄子の煮込みクリームペンネ添え
・パエリア
・ハンバーグドリアデミグラスソース
・鶏もも肉のハーブ風味赤ワインソース
・ビーフハンバーグステーキイタリアントマトソース
・鶏もも唐揚げ油淋風ソース
・ビーフシチュー&とろとろ玉子のオムライス
・鮭の彩りご飯 ← New!!
・鶏てりやき丼 ← New!!
・天丼 ← New!!
去年、一昨年の2食ずつ入っているスタイルから全て1食ずつな構成へ。そして3種類が新たに加わっていた。
飽きさせないような配慮で、このあたりホスピタリティーだなぁ〜と思ったものだが、意外な機内食があることにお気づきだろうか。そう、ここで注目すべきは……
天丼である。こういうのも、天丼は冷凍食品だとどうしても味が落ちてしまうのだ。
実際、以前に冷凍食品の天丼(299円)を食べたことがあるのだが、「天丼てんや」と比べたらオーバーキルされてしまう結果になった。
前例があるし、冷凍食品の天丼を福袋に入れるのはチャレンジ以外なにものでもなかったはず。しかし、ANAは安定ではなく挑戦を選んだのだから思わず拍手を送りたくなった。
はたしてANA機内食担当のシェフが監修しているそのお味はどうなのか。1000円弱の力を確かめるべく、食べてみると……
壁は越えられていなかったというのが正直な感想だ。やはり天ぷらが少しばかりシナッとしており、こればかりはレンチン調理だと攻略する難易度が高いのだろう。
とはいえ、タレそのものが美味しいあたりブランド力をしっかり感じる。諦めたらそこで終了。挑戦して前に進んだことに意味がある。その気持ち、しかと受け取った!
それをできたのも常連として入っている機内食のレベルが高いから(たぶん)。内容量が200g程度とやや少ないことも許せてしまう味だからこそだろう。
今年で購入3回目となったANAの福袋。冷凍庫がパンパンになるも1つ、また1つと気づけば食べてしまうあたり、味の方はとても冷凍食品と思えない。
2026年1月2日現在、ANA MALL、それから楽天市場でも購入することができる。冷凍食品だから日持ちするし、食で世界を旅したい人はぜひ!
