「批判されようが若いので、何をしても許されます(笑)」
――成人式のあの写真を見て、サロンに来る人もいるんですか?
最初から知ってるわけじゃなくて、「あれ? 成人式のあの写真ってもしかして、らるむさんだったんですか!?」ということが結構あります(笑)。今はそれこそ成人式のお客様に対応しています。成人式当日の朝は3時入りして、朝4時から皆さんの着付けをします。
――もう新成人を送る側なんですね。
送る側です(笑)。人生って面白いですよね。うちのスタジオは単価がどうしても高くなってしまうんですが、それでも「一生に一度の成人式だから絶対に可愛くしたい」という方が多くて。他の老舗ではメイクがどうしてもトレンドではないんですが、うちは韓国であったりワンホンメイクと最新のメイクができるので、問い合わせも多く、成人式の予約は完全に埋まっています
――藤川さんは成人式には本当に縁がありますね。
本当ですよね。あんなことやっていたのに、今こうやって若い子に来てもらえる店を経営しているというのは、ちょっと感慨深いです。
――社会的立場も変わった中、改めてあの成人式についてはどう感じていますか。
私的にはめちゃくちゃいい思い出ですね。20歳の「別にあれでよくない?」という無邪気さで突っ走ったことは、すごい楽しかったし、いい思い出です。今年の成人式では誰か私くらい目立ってほしいですけどね。なんかおもろいこと誰かやってよって感じです(笑)。
――今年成人式を迎える若者に、お姉さんとして一言ください。
何でも突っ走ったほうがいいですよ。日本人の性質には抑え込む、思っていることを言わないというのがありますけど、もうはっきり自己開示をした方がいいです。批判されようが若いので、基本的には会社経営をしていなければ、何をしても許されます(笑)。
――最後に2026年の目標をお願いします。
春ぐらいに恵比寿で2店舗目を出そうかなと思っています。今の店は土日はもう予約がいっぱいで入れないので、拡大移転するのか、2店舗目を別で走らせるのかのどちらかで考えています。
あとヘアメイクの事務所にしていきたいなと考えています。うちのサロンにも芸能をやっている子がくるんですけど、みんな「ヘアメイクがかわいくない」「自分でやった方がいい」と不満がすごくあるんです。逆にうちは最新トレンドのメイクができるので、芸能事務所と提携していきたいんです。その計画は着々と進んでいます。将来的にはサロンを拡大するというより、ヘアメイクスクールを開きたいですね。
取材・文/徳重龍徳 撮影/平川友絵

