1月2日に行なわれた第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路で、早稲田大のキャプテン山口智規は“花の2区”に出場。3年連続のエース区間で自己最高の1時間05分47をマーク。日本人トップの区間4位になった。
チームをけん引する最上級生の役割をしっかり果たした。山口は、ラストの箱根駅伝を「最後というのは、寂しくて。もう箱根がないことなんて考えられないです。でも、最後の66分は本当に楽しい時間でした」と振り返った。
えんじの主将は、昨年7月の日本選手権1500メートルで2位に入ったスピードランナーだ。上り基調の2区は、最適の区間ではなかったのだろうか。そんな疑問を尋ねると、山口は母校への熱い思いを次のように語った。
「(下り基調の)3区を走ってたら、(過去に2人しかマークしていない)59分台を出せたと思います。でも、そんなことは考えていられないので。チームのためでした」
早稲田大は15年ぶりの総合優勝を狙ったが、結果は4位。力及ばず青山学院大の3連覇を見届けた山口は自身に矢印を向けて、こう悔やんだ。
「悔しいだけです。キャプテン力が足りなかったのか、監督の花田(勝彦)さんは『監督力が足りなかった』と言うのですけど。チームとして悔しい結果でした。目標通りの走りはできましたけど、チームの結果に繋がらなかったと考えると、そこには満足してはいけないと思います」
卒業後はSGホールディングスで走り続ける。目標タイムは1500メートルで3分32秒台、5000メートルでは12分台と、ともに日本記録の更新だ。「その先に(2028年の)ロサンゼルスオリンピックの5000メートル決勝などが見えてくると思うので、タイムだけが速い選手ではなく、世界大会で勝負できるような選手を目指して頑張りたいです」と大きな夢を明かした。
チームのために3年間、2区を担った山口は、将来的なマラソン挑戦も視野に入れつつ、まずは得意なトラックで勝負する。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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