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20年前がなかったら「今のアニメは廃れてた」かも? “その後”に影響を与えた2006年の重要作3選

20年前がなかったら「今のアニメは廃れてた」かも? “その後”に影響を与えた2006年の重要作3選


『コードギアス 反逆のルルーシュ』ビジュアル (C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST

【画像】え…っ!「履いてない!?」 こちらがモデル体型すぎる、『コードギアース』ヒロインです (5枚)

2006年に放送されたアニメを覚えてる?

「十年一昔」という世の中の移り変わりの激しさを表す言葉があります。しかし間もなく迎える2026年から20年前にあたる2006年は、「今」につながる作品や現象が多数誕生した年でもあります。今回は同年を代表する3つの作品を軸に、2006年のアニメシーンを振り返ります。

社会現象を巻き起こした『ハルヒ』

 同名ライトノベルの原作を京都アニメーションが映像化した『涼宮ハルヒの憂鬱』は、アニメの歴史に深く名を刻まれることになりました。本作は普通の高校生「キョン」が、破天荒なヒロイン「涼宮ハルヒ」によって結成された「SOS団」の一員として、非日常的な出来事に巻き込まれていくストーリーです。登場人物たちのキャラクター性や、SF要素が融合したストーリー、アニメの放送順をシャッフルするという手法など話題作となった要素がいくつもありますが、同作で使用された楽曲にも触れざるを得ません。

「ハレ晴レユカイ」が使用されたエンディングでメインキャラクターが見せたダンスは多くの視聴者にコピーされ、YouTubeなどの動画サイトに「踊ってみた」動画が多数投稿されるという、社会現象を巻き起こしました。また、作中の文化祭でハルヒ達が披露した劇中歌「God knows…」も映像とともにアニメやアニソンシーンに大きな衝撃を与え、現在のアニソン隆盛の礎となっています。

 この年では、ほかにも『ひぐらしのなく頃に』の主題歌や『ARIA The NATURAL』の楽曲なども多くのファンの心に残っているでしょう。そういった作品の個性を最大限に引き出す多様なアニソンは、アニメ界を彩る重要な要素としてさらに存在感を増していきます。

00年代屈指のオリジナルアニメ『コードギアス』

『ハルヒ』と並ぶ2006年に始まった話題作が『コードギアス 反逆のルルーシュ』です。同作は主人公「ルルーシュ・ランペルージ」が、「C.C.(シーツー)」という謎の女性から得た絶対遵守の力「ギアス」を使い、世界を相手に反逆を企てるという物語です。

 同作は個性豊かなキャラクター、迫力のロボットバトル、キャッチーかつ緻密に練られたストーリーとすべての完成度が高く、放送開始から瞬く間に多くのファンを魅了しました。その人気は絶大で2006年だけに限らず、2000年代における新規のオリジナルアニメでも最大のヒット作となり、『コードギアス』は現在までシリーズが続いています。

 そんな『コードギアス』と同じように現在まで続く作品が多かったのも2006年の特徴です。「週刊少年ジャンプ」で連載されていたマンガ原作の『銀魂』や、大ヒットを記録したゲームを原作とする『Fate/stay night』も、この年にTVアニメの放送が始まりました。

のちのアニメ映画ブームにつながる兆しも

 細田守監督による映画『時をかける少女』のヒットも後世への影響は絶大です。筒井康隆氏の同名小説を原作とする同作は、当初は全国でわずか6館スタートと小規模なスタートでしたが、口コミで評判が広がって異例のロングランヒットを記録しました。

 またタイムリープというSF的な要素を盛り込みながらも、世代を超えて共感を呼ぶ瑞々しい青春ストーリーとして描かれ、アニメファンだけでなく一般層にも受け入れられました。スタジオジブリ作品や『ドラえもん』や『名探偵コナン』などのTVアニメの劇場版以外で、こうした「作家性の強いアニメ映画」が商業的に成功したことは、のちの『君の名は。』に端を発するアニメ映画ブームにもつながる重要な転換点です。

 このように2006年のアニメは、現在のシーンに多大な影響を与えた年と言えます。ここまで触れてきた作品はもちろん、20年前に生まれたアニメが今も多くの人々に愛され、語り継がれていることを考えると、2006年作品の輝きは特別なものとしてアニメファンの心のなかに残り続けることでしょう。

配信元: マグミクス

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