『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』東京ドーム(2026年1月4日)
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 トルネードランボー ○ザック・セイバーJr.&大岩陵平&ハートリー・ジャクソンvs後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグ×
TMDKのザック&大岩&ジャクソンが大混戦となったトルネードランボーを制してNEVER6人タッグ王座奪取。所属するTHE RAMPAGEが東京ドームでパフォーマンスを披露したものの、注目の武知海青はベルト獲りを逃した。
矢野&ワトとともにNEVER6人タッグ王座を保持するYOHが直談判した結果、新春のドーム大会で防衛戦が行われることに。8チームが参加するトルネードランボーにベルトが懸けられる形になった。1分毎に1チームずつ登場するオーバー・ザ・トップロープありのバトルロイヤル形式で、3人のうち1選手が敗れれば脱落となる変則的なルールだ。各ユニットからチームがエントリーする中、本隊の海野&上村はDDTで活躍するTHE RAMPAGEの武知と合体することに。武知は新日本本戦初参戦となった。
試合冒頭、いきなりダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEのパフォーマンスとともに武知が登場。海野&上村と握手を交わして札止めの東京ドームをのっけから盛り上げる。続いて、武知とは因縁のあるHOUSE OF TORTUREが姿を現す。SANADAは東京ドーム仕様のど派手な近未来的電飾コスチュームでリングインして、試合がスタートした。
武知はいきなりH.O.Tに奇襲されるが引かず、逆に海野&上村とのトリプルドロップキックを放って気を吐く。次々と選手が入場し、翌日の大田区大会でタイトルマッチを行うIWGPタッグ王者のIce&OSKARとザック&大岩が激しくやり合うと、試合はさらに熱を帯びた。武知と成田はリング上の戦いを気にせず、場外乱闘を繰り広げる。武知はタイチなどとも絡む場面が見られたものの、パートナーの上村がオーバー・ザ・トップロープで敗北し、姿を消した。
王者の矢野&YOH&ワトは、最後の8番手として登場。前日会見で、YOHは矢野に「明日は矢野さんに金髪になってもらいたい」と求めていたが、矢野ではなく、YOH自身が金髪の金狼スタイルで姿を現した。
YOHは髪を引っ張ったり、マンハッタンドロップを決めたり、金的攻撃を浴びせたりと、金狼スタイルで大暴走。「ヤノ・トー・ルー!」と雄叫びを上げる。成田と金丸から顔面にウイスキーを噴射されてフラフラになるも、オーバー・ザ・トップロープは仲間の矢野&ワトが身を挺して防いだ。逆にYOHはSANADAに金的攻撃を一撃。エプロンに追い込んだものの、オーバー・ザ・トップロープを狙ったところで、成田らに引きずり落とされて脱落。H.O.Tもオーバー・ザ・トップロープで姿を消した。
残るはTMDKと毘沙門&オレッグの2チームに。激しい肉弾戦でせめぎ合うが、毘沙門組はザックに集中砲火。消灯もさく裂する。大岩が両腕ラリアットで毘沙門を吹き飛ばしても、残るオレッグが躍動し、ザックにカミカゼの構えに。しかし、これを切り返したザックがジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪った。
TMDKが乱戦を制してNEVER6人タッグ王座奪取。ジャクソンにとっては新日本マットで初のタイトル獲得となった。試合後、TMDKの3人は毘沙門&オレッグと視殺戦を繰り広げて、因縁ぼっ発を予感させた。
試合後、大岩は「2025年、『(WORLD)TAG LEAGUE』優勝、ギリギリ間に合って、2026年一発目、こうやってハートリー(ジャクソン)とザックと、こうやってTMDKで、このNEVERの6人タッグベルト獲ることができて、今年のおみくじは大吉だったんじゃないかなって思います」と破顔一笑。ザックとのIWGPタッグ挑戦を控える1・5大田区大会へ向けて弾みをつけ、「明日、棚橋弘至がいなくなって一発目のメインイベント。俺たちTMDKのものにするから。しっかり見ていてください」と誓ってみせた。
【試合後のザック&大岩&ジャクソン】
▼ザック「(※インタビュースペースに歩を進めながら大岩に向かって)ベルト獲ったね。ジャック(ジャクソン)もチャンピオンだぜ。ロイ(大岩)、ちょっと来て……」
※ザックと大岩はすでに腰にベルトを巻いていたが、ジャクソンの腰にベルトを巻こうとするも長さが足りず、巻けない
▼ザック「オー、もっと大きなベルトが必要なだな……」
▼大岩「もっとデカいベルト作らないと……」
▼ジャクソン「300ポンド(約136kg)の腰には合わないな。作り直すって約束してもらわないと。巻けたらもっとハッピーになれるのに……」
※3選手、用意されていたイスに着席
▼大岩「獲りました。獲りました……」
▼ザック「初めてのベルトだよね?」
▼大岩「2025年、『(WORLD)TAG LEAGUE』優勝、ギリギリ間に合って、2026年一発目、こうやってハートリー(ジャクソン)とザックと、こうやってTMDKで、このNEVERの6人タッグベルト獲ることができて、今年のおみくじは大吉だったんじゃないかなって思います。(※ザックとジャクソンに)おみくじ、わかる?」
▼ザック「ハイハイ」
▼ジャクソン「いやあ、自分はあえて長い道のりを歩むタイプだというしかない。でも、ここまで来るのに本当に長くかかった。今夜はとてもハッピーだし、こうやってバックアップしてくれた2人にはお礼を言いたいんだけど、今はなんて言ったらいいのか言葉が出てこない。ただ、2人ことは誇りに思うし、なるべく早く乾杯したい。じゃないと死んじゃうよ」
※ザックが大岩とジャクソンに祝杯用の缶ビールを渡して乾杯。それぞれ一口、流し込む
▼大岩「(※ザックに向かって)トゥモロー……」
▼ザック「(※大岩に向かって)1杯ダケダ。ハートリー、メッチャドウゾ。いっぱい飲んでくれ。さて、あらためて言う。去年は自分がメインイベントでタイトルを防衛し、IWGP世界ヘビー級を2日連続で防衛するという初めての記録を打ち立てた。2026年の今年はTMDKとして、チームでベルトを獲ることができて、これ以上ない新年を迎えることができたと思う。ロイにとってはニュージャパンで初めてのベルトだしな。ハートリーもこうやってニュージャパンに定着してくれてるし、今日は1、2杯、いや3杯かな? 4杯だな。それぐらいにしておこうか。アシタ、アシタ、大事な試合があるからな。6メンタッグとの二冠王になるなら、そんな最高なことはないよな。そして2026年はぜひとも大阪(2・11)でチャンピオンになってほしいよ。そのためのスタートだ。俺、できるって信じてるから」
▼ジャクソン「俺もそれを望んでる」
▼ザック「さてシャワーを浴びて、とりあえずお祝いしようか」
▼大岩「明日、棚橋弘至がいなくなって一発目のメインイベント。俺たちTMDKのものにするから。しっかり見ていてください」
【試合後の海野&上村&武知】
▼海野「あけましておめでとうございます。新年一発目、東京ドーム、勝ちきれなかったな……。うーん、個人的に去年、俺は東京ドームのメインイベント(のリング)に立って、今日は第1試合、ロイヤルランブル……トルネードランボーか? はあ、何としてでも、結果が求められてる今、はあ……ほんっとに情けない、ふがいない、悔しい……。宣言する。今年、今年、2026年、結果を残して、ベルトを巻きます。(※武知に向かって)こういう形で組むことになりましたけれども、最高の演出だったり、新日本プロレスに力を添えていただいて、ありがとうございました。“決して"っていう言葉がプロレスにはないと思うんで。“決してない"という言葉はないと思うんで、絶対また、リングで交わることがあると思います。組むこともあると思いますし、闘うこともあると思いますし、そんな時はおたがい、新日本プロレスとDDTプロレス、誇りを懸けて、闘魂燃やして、全力で闘いましょう。今日はありがとうございました」
▼武知「こちらこそお願いします。ありがとうございました(※と言って、海野が差し出した右手を握り返す)。僕からすると、お願いしてチームを組んでいただいたのにもかかわらずやっぱり、自分のふがいなさと、何もできなかったっていう悔しさが、今はメチャクチャ残ってるので、また何かの機会で、ご一緒に闘えたらなって思うんですけど、そんなのは口だけはじゃなくて、行動で示していって、お2人にもちゃんと認めてもらってから、またチームを組んでもらって、一緒に闘いたいなと。その先には、今おっしゃってましたように、もしかしたらいつか、対角線で闘える日が来るかもしれないので、僕はその日を待って、全力でトレーニングだったり、日々の練習だったり、プロレスに人生懸けて、頑張って臨んでいきたいと思います。今日はありがとうございました」
▼上村「ハイ、上村です。ひとまず今日は、海野さん、そして武知選手、ありがとうございました(※と2人と握手を交わす)」
▼海野「こちらこそ」
さん上村「まあ今日は、こうやって6人タッグで、大事な東京ドームの試合でした。ただ個人的なことを言わせてもらうと、俺はもっと上で試合をすべき男だ! あと、この2026年、次の東京ドームまで、俺はもっともっと上がっていく。その過程を、みんな見ててください。あとは、プロレスはかっこよさだけじゃやっていけないけど、もっともっと俺は強くもなって、かっこよくもなっていく。あともうひとつ、武知さん、僕もミュージックビデオに出してください」
▼海野「そこ?」
▼上村「(※苦笑しながら)僕からは以上です。今年もよろしくお願いします!」
▼海野「待て待て待て。俺だって負けてらんないからな。チームは組んでるけど、俺だってもっと上でやらなきゃいけない。俺らが上にあがって、もっとトップの試合、メインイベント、2人で闘って、締めて……2026 年、新日本プロレス、盛り上げていこう」
▼上村「もちろんだ。2026年、そして来年の東京ドーム、楽しみにしてます(※と言って右手を差し出す)」
▼海野「(※すぐには握り返さず)闘ってもよし、組んでもよし……(※上村の右手を握り返して)最高のパートナーだ。今年も、全力で走り抜けます。楽しもうぜ、プロレスを」
【試合後の後藤&YOSHI-HASHI&オレッグ】
▼オレッグ「YOSHI-HASHIさん、後藤さん、いやあ、今日はホントに、俺のせいで負けたから、もう1回、お願いしたいことがあるんですけど、もう1回組んでもらって、チャレンジ、やってもらっていいですか? すいません」
▼後藤「ああ、とことん付き合ってやるよ。このままじゃ終われねえよな」
▼YOSHI-HASHI「もちろん」
▼オレッグ「ありがとうございました。もう1回よろしくお願いします。ホントに自分のせいなんですけど……」
▼後藤「いや、そんなことない」
▼YOSHI-HASHI「オレッグが最後、(スリーカウントを)取られちゃったけど、俺とゴッチャンのせいだよ。負けた。そう、オレッグを最後、盛り立てることができなかった、俺とゴッチャンのせいだよ、むしろ。次こそは、やってやろう」
▼オレッグ「お願いします」
▼後藤「2026年、こっから、これがスタートだけど、必ずのし上がってやるからな。オイ、2025年は第0試合からチャンピオンまで、この俺はのし上がったんだ。この俺から、この俺たちから、目を離すなよ」
▼オレッグ「お願いします」
【試合後のIce&OSKAR&】
▼OSKAR「何がシックスメンだよ! 誰がこのクソ6メンタッグのベルトの行方なんて気にしてるんだよ!? 俺たちはIWGPタッグチャンピオンだぞ! 誰かさんが試合したいって言うから、こんな試合になっちゃって! 当たるはずのスポットライトを外してくれやがって! サンキュー・ベリーマッチ……なんて言うか!」
▼Ice「こんな屈辱的な思い、久しぶりだな。まあよ、そんなことどうだっていいんだ。てめえらのことよ、明日、ぶっ潰せばいいことだろ? ブリブリにHighにしてやるとかよ、それもいいが、徹底的に潰すのも面白いよな。オイ、ついでにだ、てめえらのことHighにしてやる。ついでだ。まずはてめえらのこと潰すこと考えてやる。感じろ! Let‘s get high! Big Up!」
【試合後のコナーズ、テクラ】
▼コナーズ「(※ウィールさんを手に、テクラを引き連れて入ってきて)みんな、戻って来たぜ。ずいぶん大きい部屋で、みんな揃ってくれてるね」
▼テクラ「そうね」
▼コナーズ「勝つことはできなかったけど、K.O.BとTMDK、今まだ闘ってるチーム、どうなるのかな? そして明日も楽しみだな。『SUPER Jr.TAG LEAGUE』より前から、ここ3ヵ月ほど、自分の中ですごく足りないものがあると思っていた。それは何かといえば、獰猛さ、凶暴さ。しかし、見てくれ。ここにテック(テクラ)が来てくれた。そして彼女も、5万人の前で挨拶がしたかったんだって」
▼テクラ「(※日本語で)お疲れ様です。(※英語に戻って)戻って来たわよ。5万人の前で挨拶したかったし、これでまた、クラークとテックスの関係が元通りになって、みんなの前に出られてうれしいわ」
▼コナーズ「この2026年、クラークとテクラ、自分たちは大きいことをやろうと企んでるから、ウィールさんとともに楽しみにしていてくれよな。今年はこれまでにないほどビッグイヤーになるぞ」
▼テクラ「アリガトウゴザイマス」
【試合後のタイチ&小島】
▼タイチ「クソッ……。途中、途中で敗退してて言うのもなんだけどな、こんなクソみたいなルール、やめろ。ついてこれてねえヤツばっかじゃねえか! そんな技術のねえヤツらばかりいるじゃねえか! できねえヤツいるんだったらやめろ、このルール! まず、こんなのやめろ、次から。なんだこれ、わけわかんねえ。できねえヤツ、いっぱいいるじゃねえかよ。ついてこれねえバカばっかり。やめろ。だがな、俺も負けたから、その一員といっしょだ。俺もだよ。俺も、俺自身もついていけねえから負けたんだろ。のみ込まれたんだな。はあ、次からはしっかり決着つけようぜ、みんなで。ええ? まあ、今日でトモさん戻ってきたからよ、俺とトモさん、これで終わりじゃねえから。自分らも上がるし、若い連中、俺らとやりてえだろ、な? もっともっと俺だってテッペン目指して、いくらでも胸貸してやるから。誰でもかかってこい。そして、俺とトモさんがいるってこと、忘れんなよ、テメエら。ええ? タッグ、必ず俺らがもう1回浮上するから。楽しみにしとけ」
▼小島「ありがとうございました。新年一発目、東京ドーム、ホントに情けない終わり方で、どうしようもない……と思う。とにかくダメだ、これでは……。また、ずっと積み上げていくしかない……。ありがとうございました
※石井はノーコメント
【ワトの話】「チャンピオンとして不甲斐ない結果……。自分自身、2026年、覚悟を持って闘いたいと思います。自分自身、まだ残ってるこの、やらなければならないものが一つ……。俺自身、今年は、まず結果を残してみせます。そして棚橋弘至のいなくなったこの新日本プロレス、盛り上げ……今日だけじゃない。来年も再来年も東京ドームだけじゃなく全会場、超満員にしていく。その覚悟を持って、俺はこれから、第1試合から1試合1試合、大切に闘っていきたいと思います。俺の覚悟、見ててください」
※矢野&YOHはノーコメント
※成田&SANADA&金丸はノーコメント
【試合後の真壁&田口&タイガー】
▼真壁「オイ、あれだね、初っ端、新年早々、まあ黒星になったけど、なんだろね? まあタグっちゃん、まだ早いけど、俺たちからしてみたら変な話、なに……キャリアも結構あるだろ? だからさ、ま、体力的に、科学的にいろんなものを感じるかもしれねえけど、そんなもんは関係ねえよ、俺たちには。だからプロレスラー張ってんだ。だから一つ負けようが二つ負けようが、最後に満足できる勝ちができりゃ、それでいいんじゃねえかと思ってる。価値ある勝ちをよ、俺たちは狙ってっから。ああ、言いてえことはそれだけだ。今日、会場に来てる東京ドームのフルハウス、いいじゃねえか。ええ。ただ、残念なことに、それは棚橋弘至っていうよ、俺がとことん教え抜いた後輩だとも。それをいつしかこの俺様みたいなものをよ、追い抜いて、新日本のトップになったと思ってる。だからこそだ、だからこそ見せるものが、俺たちにはあるじゃねえか。歳とろうが何だろうが、関係ねえよ、オラ。最前線のヤツらがよ。最前線との闘い、これからも見せてやるよ。言いてえことはそれだけだ」
▼田口「これだけ超満員のお客さんがいるのにね、あのー、なんだろ? ほかのチームが積極性がないというか、なんだろ、リング下で時間稼ぎばっかりして。確かにルールをうまく使ってるとはいえ、こんな消極的な試合してたらダメでしょ。これだけ多くのお客さんがいるんだから、もっとみんなでね、暴れまくって、それを見せるのがプロレスじゃないですか。なんかほかのチーム、あのー、勝ちにこだわるのいいかもしれないけど、もっと見せないといけないものがあるんじゃないですか? 僕らはもう、最初からずーっと(リングに)上がって……ま、短時間で敗れてしまいましたけど、見せるもんは見せれたんじゃないかと思います。もっと、新日本の全部のレスラーに伝えたい。もっとちゃんと、見せていこうよ、積極的に。プロレスを、発信していこうよということです、ハイ。ありがとうございました」
▼タイガー「まあ、言いたいとこは 2人がね、言ったけども、今ほんとに、何だろ? リングに残ってる人間がもう、何をやってるのかわからないっていうね。あのー、ホントにベルトを獲るっていうね、気があるのか、ちょっと見えなかったけども。まあ、あのー、ボルチンにしても、後藤、YOSHI-HASHI……やっぱり、ガッチリとね、正面からくる。そしてジュニアだろうがヘビーだろうが関係なくね、ガッチリくるっていう。こういう、やっぱり、これがやっぱり新日本プロレスだと思うし。せっかくね、これだけ5万人のお客さんが……5万? 集まってくれて。約5万……。えー、ほんとに、期待してると思うしね。うーん、これから新日本プロレスはもっともっと進化していくと思うんでね。えー、今日のお客さん、継続してぜひ(会場に)来てもらいたいなと思います」

