ボストン・セルティックスは現在、22勝12敗でデトロイト・ピストンズ、ニューヨーク・ニックスに次いでイースタン・カンファレンス3位につけている。大黒柱のジェイソン・テイタム不在の中で、ジェイレン・ブラウンがチームを牽引しているが、MVP候補に推す声は決して多くない。
セルティックスは、4年連続でオールNBA1stチームに選出されているエースのテイタムが昨年5月に右足アキレス腱を断裂。9月には練習を再開したものの、今季はシーズン全休の可能性もある。
当初は苦戦が見込まれていたなかで、開幕3連敗スタートとなったが、11月中旬に勝率5割に戻すと、12月はイーストトップの9勝3敗の好成績を収めた。
その原動力となっているのが、10年目のブラウンだ。相棒テイタムの不在により、第1オプションに“繰り上げ”となった29歳は、ここまで31試合に出場して平均29.5点、6.4リバウンド、5.0アシスト、フィールドゴール成功率50.3%をマーク。
12月は月間MVPこそ逃したが、リーグベストの平均31.7点に6.5リバウンド、5.4アシスト、フィールドゴール成功率53.8%、3ポイント成功率42.6%、1.20スティールの好パフォーマンスを披露した。
同月はフランチャイズOBのラリー・バードと並び、セルティックスの球団史上最長タイ記録となる9戦連続30得点超えもマークしたブラウン。しかし、それほどの活躍を見せていても話題に挙がることは少ない。
ブラウンが全米規模でリスペクトされていない理由について、セルティックスで15年プレーした殿堂入り選手のポール・ピアースは、自身とダニー・グリーン(元サンアントニオ・スパーズほか)らがホストを務めるポッドキャスト番組『No Fouls Given』で持論を述べた。
「誰もがセルティックスを嫌っている。これは周知の事実だ。なぜ彼(ブラウン)がMVP候補として話題に上らないのか。テイタム不在のセルティックスがイースト3位になると予想した者などいなかった。彼はコンスタントに30点を叩き出しているのにね」
ピアースは「みんな(ピストンズの)ケイド・カニングハムの話題ばかり。確かに、彼らが(イースト)ナンバーワンだ。そして(ウエストは)ウェンビー(ヴィクター・ウェンバンヤマ/スパーズ)の話題ばかりだ。
わかるよ。もちろんシェイ(ギルジャス・アレキサンダー/オクラホマシティ・サンダー)とジョーカー(ニコラ・ヨキッチ/デンバー・ナゲッツ)も素晴らしい選手だ」と断った上で、「でも、彼(ブラウン)も何らかの形で評価されるべきだ。だって、30得点を取れる“歩くスコアラー”みたいな選手だし、MVP候補に挙がっていい」と主張していた。
構成●ダンクシュート編集部
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