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「ガンダム」理想的な顔した最悪の上司? 下で働きたくはないお偉いさんワースト3

「ガンダム」理想的な顔した最悪の上司? 下で働きたくはないお偉いさんワースト3


画像右中の包帯の男性がレビル将軍。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」Blu-ray(バンダイナムコフィルムワークス)

【驚愕】こんな可憐な女性も顔面パンチ…? 上司にしたくない彼の組織の被害者です

部下の命が軽すぎる…ガンダム世界の「上司ガチャ」失敗例

「機動戦士ガンダム」シリーズでは数々の人間ドラマが描かれていますが、とりわけ重要なのは「上司」の存在です。主要キャラの多くが軍隊に属しており、上司の判断ひとつで生死が左右されるためです。

 そうしたなかでも「上司にしたくない人物」の筆頭がOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する「エギーユ・デラーズ」でしょう。初代『機動戦士ガンダム』における「一年戦争」終結後、ジオン公国軍残党組織「デラーズ・フリート」を率い、「星の屑作戦」を発動して連邦軍との闘争を繰り広げました。

 一見すると常に沈着冷静で、部下からの信頼も厚い人格者かつ理想主義者で、非の打ち所がないようです。しかし問題は、その理想が「ジオンの独裁者ギレン・ザビの掲げた理想」であることです。

 デラーズは、宇宙に生きる「スペースノイド」の自治権確保のためであれば手段を選ばず、北米へのコロニー落としを実行しようとしました。これは世界最大級の穀倉地帯を壊滅させ、膨大な餓死者を生み、ひいては部下に取り返しのつかない罪を背負わせかねない行為です。

 さらに、ジオン残党の宇宙海賊「シーマ・ガラハウ」を味方に引き入れたものの、「生き残るためには何でもする」という彼女の本質を見抜けず、結果として裏切りを招いています。また、連邦軍の南極条約違反を非難しながら、自身も南極条約に違反する核攻撃を行っており、その結果、ジオン残党狩り組織「ティターンズ」の勃興を招く本末転倒ぶりです。

 そのティターンズを創設した「ジャミトフ・ハイマン」も、かなり酷い上司です。表向きは地球至上主義とスペースノイド弾圧を掲げ、反地球連邦組織「エゥーゴ」と抗争しましたが、その真意は「地球に引かれた人類を根絶やしにする」ことと見られています。部下たちは地球のためと信じながら、実際には地球を荒廃させる駒として利用されていたのです。

 しかも、部下である武闘派の「バスク・オム」が引き起こした毒ガスによる民間人虐殺「30バンチ事件」などを止められず、統率力の欠如を露呈しています。そこで木星船団「ジュピトリス」の責任者「パプテマス・シロッコ」を傘下に迎え、バスクを牽制しようとしましたが、最終的にはそのシロッコに暗殺される末路をたどりました。部下同士を競わせて権力を維持しようとする陰湿さと、危機管理能力の欠如が際立っています。

 これらふたり以上に上司にしたくないのが、一年戦争当時の地球連邦軍最高司令官、「レビル将軍」でしょう。緒戦でジオンに捕らわれながらも脱出し、「ジオンに兵なし!」の演説で味方の士気を高め、「アムロ・レイ」の属するホワイトベース隊を「ニュータイプ部隊」として支援する姿は、一見すると理想的な上司に見えます。

 ところが、ホワイトベースの実際の運用は「希少なニュータイプの実験場」であり、同時に「敵を引きつける囮部隊」でもありました。さらに、制空権も確保されておらず、ジオンのエースが健在な戦場に、「マチルダ中尉」らを補給任務として派遣しています。

 これらはいずれも英断のように見えますが、客観的に見れば「失っても被害が限定的な少人数部隊」の命を賭けに使う行いです。また、ホワイトベースを自らの指揮下に置いたことは、保守派による処刑を防いだ一方で、軍内部の政治闘争に利用していた側面もあります。

 さらに、オデッサ作戦を生き延びたホワイトベースに独立行動を続けさせ、結果的に、そこを追跡されて極秘基地ジャブローの所在を突き止められ、連邦軍が壊滅しかねない危機を招きました。

 もっとも、こうした「命の扱いの軽さ」は自身にも向けられていました。レビルはジオン公国の「デギン・ザビ公王」との和平交渉に臨み、ギレン・ザビが命じたソーラ・レイの発射によって謀殺されています。

 レビルは地下深くに身を隠すことなく前線に赴く勇気を持った、立派な軍人ではありました。しかしそのぶん、部下も巻き添えにされる危険性は高く(ソーラ・レイにより地球連邦艦隊の約30%を喪失)上司にしたくない人物ナンバーワンと言えるかもしれません。

配信元: マグミクス

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