大御所が、教え子にエールを送った。
1月2日、3日に行なわれた第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、國学院大は大会記録を更新する10時間40分07秒の好タイムで過去最高となる2位に入った。
1区の青木瑠郁(4年)が1時間00分28秒の区間新記録をたたき出してトップに立ったが、2区のキャプテン上原琉翔(4年)は区間12位で6位に後退する。続く3区の野中恒亨(3年)は区間3位で5位に、4区の辻原輝(3年)は区間4位で3位へ、ともに順位を一つ上げる。5区のルーキー高石樹は区間4位。1時間07分16秒の驚異的な区間新をマークした青山学院大の黒田朝日には抜かれたものの、チームは往路を4位で終えた。
復路では6区の後村光星(3年)が区間8位で4位を保つと、7区の高山豪起(4年)が区間賞を獲得して2位に浮上する。その後、8区の飯國新太(2年)は区間2位、9区の野田顕臣(1年)は区間3位、最終10区の尾熊迅斗(2年)は区間4位と、いずれも好走だったが、最後まで青山学院大には追いつけず準優勝となった。
國学院大の指揮を執る前田康弘監督は現役時代、駒澤大で主将を務めていた第75回大会(2000年)で初優勝を経験した。現在は同大の総監督である大八木弘明氏が、コーチとして指導の中心を務めていた。
深い間柄の師弟関係。大八木氏は、今回の國学院大の戦いぶりをどう見ていたのか。レース後に取材に応じた名伯楽は「よく頑張ったと思います」と、まずは労いの言葉をかけた。では、初優勝には何が足りなかったのか。4連覇を含む総合優勝8度を誇る67歳の名将は、こう指摘した。
「青山学院が強かったですけど、たぶん國学院が前の方で主導権を握っていたら、もう少し変わっていたとは思います。少し後手に回ってたので、ミスをしない駅伝をしないと勝てないです。選手の強化です。層の厚い強化をした方がいいです。まだまだ」
コメントの最後に「まだまだ」と言うほど、𠮟咤激励を送られた前田監督。恩師が指揮した駒澤大のような常勝軍団を作り上げることはできるのか。来シーズン以降の國学院大に注目だ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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