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「走れる自信はありました」大エース黒田朝日から継いだ2区 悔しさを糧に成長した飯田翔大の1年間【箱根駅伝】

「走れる自信はありました」大エース黒田朝日から継いだ2区 悔しさを糧に成長した飯田翔大の1年間【箱根駅伝】

大エースの後を、見事に継いでみせた。

 1月2日に開催した第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路で、青山学院大の飯田翔大(2年)は2区に出場。1時間06分29秒で日本人5番目となる区間10位だった。

 箱根初出場の下級生が、エース区間で力走した。飯田が1区の小河原陽琉(2年)から襷を受けたのは、トップの國学院大から1分19秒差の16位。チームが苦境に陥っている状況だった。

 下位からのスタートだったが、「イメージトレーニングを何度も、いろんなパターンをやって、そういうことも仮定していたので。多少焦りの気持ちはありましたけど、そこで冷静に走れました」と飯田は振り返った。設定タイムは1時間07分00秒から30秒だったとし、「大きく上回る結果になって安心できますし、来年以降への自信にもつながりました」と喜んだ。

 悔しさをパワーに変えて実力を伸ばした1年だった。出水中央高では5000メートルで当時の青山学院大記録を上回る13分34秒20をマークし、鳴り物入りで入学。その直後の4月には、U20アジア選手権の5000メートルで銅メダルを獲得した。
  しかし、選手層の厚い青山学院大ゆえ学生三大駅伝への出走はならなかった。同学年の折田壮太が全日本大学駅伝、小河原が箱根駅伝で好走するなかで、「チームメイトとしては嬉しかったですけど、自分を考えるとやっぱり悔しくて。まだその舞台に立ってない自分と、怪我してしまっている自分への、腹立たしさや、もどかしい気持ちでいっぱいでした」と、当時の胸中を明かした。

 悔しさを胸にその後は練習で実力を磨き、昨年の箱根あたりから順調に走ることができパフォーマンスが上向いた。「2月のハーフマラソンや、駅伝でしっかり走れました。2年目になったタイミングで、今年は主力で絶対やっていける自信もあったので、練習で出されているメニューに、自分なりにペースアップしてみたり、多少のアレンジを加えてやってきました」と胸を張った。

 そのようにして培ってきた自信は強固なものだった。青山学院大の箱根駅伝2区は過去2大会、絶対的エースの黒田朝日(4年)が担ってきた。その黒田は今回5区に回り1時間07分16秒の驚異的な区間新をマーク。3分以上の差を大逆転して往路優勝を成し遂げた。偉大な先輩ランナーが駆け抜けたエース区間を託されるプレッシャーは想像に難くないが、「走れる自信はありました」ときっぱり言い切った。

 序盤のハイペースと中盤以降の厳しい上り坂から難コースと言われる2区を走るのが「楽しかった」と断言した王者の次代エースは、「来年は日本人トップ、再来年は留学生を含めての区間賞、そして区間新を目指したいです」と明確な目標を宣言した。

 チームをけん引した主将の黒田や8区で区間新(1時間03分45秒)を樹立した塩出翔太ら、強力な最上級生は今春卒業。飯田を中心に青山学院大は来シーズン箱根4連覇を目指す。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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