身の置き場がない、とはまさこのことだろう。ヤクルトの山田哲人が超下り坂の選手に成り下がっている。かつてのトリプルスリー男はプロ15年目の2025年、108試合の出場で打率2割3分1厘、12本塁打、37打点。2022年からは打率2割5分すら超えたことがない。
ところが契約だけは残る。2020年に7年総額35億円でFA残留しており、2026年は7年契約の6年目で、ガッツリと現状維持の年俸5億円である。
まさに超不良債権になっており、ヤクルトは山田に高額年俸を払わないといけないため、大型補強がなかなかない手詰まり状態に。
「ヒザがサビつき、スピードがなくなりました。慢性疾患の下半身のコンディション不良になっています。動きが悪くフル出場は厳しい状況であり、代打要員になるくらいしか、今後は使い道がないのでは」(スポーツ紙デスク)
守備範囲は狭くなり、足が動かない。そこで池山隆寛監督の腹案により、二塁から三塁へのコンバートが予定されている。自主トレーニングでは既に三塁の練習を始めている。
「巨人の坂本勇人や元ヤクルトの宮本慎也のように、三塁に回って成功すればいいのですが、山田は肩が弱く、送球に不安を抱えています。ヤクルトの未来を考えれば、終わりかけの山田を使うより、ドラフト1位・松下歩叶、2位・松川玲央の『マツマツコンビ』や内山壮真を使った方がいい」(前出・スポーツ紙デスク)
いつの間にか「守備の人」を自称してゴールデングラブ受賞を目標に謳う山田。もらっている超高額年俸からすれば、首位打者かホームラン王でも獲ってもらわないと困るのだが…。
(板垣流星)

