2026年のダカールラリーが開幕。プロローグを経て、1月4日に行なわれたステージ1では、X-raid Miniのギヨーム・ド・メビウスが勝利した。
短い距離で争われるプロローグステージを経て、ダカールラリーはフォードのマティアス・エクストロームが首位。305kmで争われるステージ1が始まると、エクストロームは快調に走行してトップに立った。
序盤70km、第2チェックポイントでトップに立ったエクストロームは、1分以上のリードを築いていき、順調にステージウィンを目指した。
彼に接近していたのがメビウスで、残り120km地点では約53秒差。ただメビウスはトランスポンダーのトラブルにも見舞われてしまった。
エクストロームがステージをリードする展開はその後も続いたが、残り45km以降の砂丘や岩場の入り混じる地形に入ったことを契機に、状況は大きく変化した。
エクストロームはここでペースを落としながらそのままフィニッシュしたが、その後にサプライズが待っていた。というのも、それまでトランスポンダートラブルで順位表からは姿を消していたメビウスがフィニッシュすると首位に立ったのだ。
サプライズでステージ優勝を果たしたメビウスだが、ミニにとっても2年ぶりの開幕ステージウィンとなった。
2位に入ったのはダチアのナッサー・アル-アティヤ。最初のチェックポイントでは10番手まで沈んていたが、見事に巻き返した。3位はカスタマー仕様のフォードラプターを駆るマーティン・プロコプ(ORLEN JIPOCAR TEAM)だった。
終盤までは快調に走っていたエクストロームは、最終的には5位。トップからは1分48秒差の位置となった。またダカールラリー5勝目を目指しているカルロス・サインツ(フォード)は、7位でフィニッシュした。
トヨタ勢はプライベーターのマレク・ゴチャル(ENERGYLANDIA RALLY TEAM)が最上位の4位だ。
TOYOTA GAZOO Racingとしては厳しい1日になっており、16位にトビー・プライスがつけ、17位、18位にヘンク・ラテガン、セス・キンテロと続いている。
2025年のダカールラリー勝者であるヤジード・アル・ラジ(オーバードライブ)は、連覇に向けては厳しいスタート。ウェイポイント通過とスピード違反による16分のペナルティを科されてしまい、39位と下位に沈んでしまった。
とはいえ2週間にわたって争われるダカールラリーは始まったばかり。まだまだ総合優勝争いは分からないため、各ドライバーの奮闘に注目だ。

