男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」(デ杯)の2026年ファイナル予選1回戦で、オーストリアと対戦する日本。試合は2月6日(金)~7日(土)に東京・有明コロシアム(室内ハードコート/デコターフ)で行なわれる。それに先立ち、日本の添田豪監督は1月5日にオンライン会見を行ない、日本代表メンバーを発表した。選ばれたのは以下の5人。
〈日本代表メンバー〉
・望月慎太郎(木下グループ/単99位、複485位)
・西岡良仁(ミキハウス/単110位、複―位)
・錦織圭(ユニクロ/単156位、複―位)
・綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単159位、複899位)
・柚木武(イカイ/単1432位、複92位)
※順位は12月29日付ATPランキング
デ杯は“テニスのワールドカップ”と称される団体戦。ファイナル予選1回戦には26カ国が出場し、勝利国は9月に開催される予選2回戦に進出、それに勝つと11月の最終決戦「ファイナル8」の出場権を得られる。予選は初日にシングルス2試合(両国のNo.1対No.2)、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(No.1同士、No.2同士)を行ない、先に3勝した国が勝ちとなる。
添田監督は今回のメンバー選考に関して「いつもと変わらず、僕はランキングを重視しているので、その順です」と説明する。望月、西岡に続くシングルス3番手は本来ならば島袋将(有沢製作所/単147位)だが、今回は個人戦を優先して辞退したため、この順番となったとのこと。「総合的に実力者、強いチーム、勝てるチームということを考えて、このメンバーになった」と添田監督は自信を見せる。
気になるのは故障明けの錦織だが、添田監督の信頼は揺るがない。
「彼の状態が100%戻ってくれば、実力的にこのチームでも強い選手。彼が出てくれるのを戦力として期待しているし、チームとしても彼がいることで他の選手も必ずプラスになると思うので、すごく大きなメンバーの1人」
また、エースを務める望月は、前日まで男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」の日本代表として2試合を戦い、添田監督がチームを指揮した。2敗はしたものの、間近で見た印象として「取り組んでいる内容、テニスの内容は悪くなかったと思う」と添田監督は評価している。
一方オーストリアのメンバーは未発表だが(※本日1月5日が期限)、シングルスではATP80位のフィリップ・ミソリッチ、132位のセバスチャン・オフナー、176位のユーリ・ロディオノフ、ダブルスでは24位のルーカス・ミードラー、43位のアレクサンダー・エルラーらが中心を担うと予想される。昨年のデ杯ではファイナル8準々決勝でイタリアに敗れ、今年の予選に第11シードとして入ってきた。
「ランキング的には一緒くらいだが、(去年)ファイナルに行っていることを考えると勝負強いと思う。前回のハンガリー戦も映像で見る限り、実力以上のテニスをしているので警戒している」と添田監督も気を引き締める。
日本とオーストリアは初対戦。国別ランキングでは日本が23位、オーストリアが12位となっている。この対戦の勝利国は、9月18日(金)・19日(土)、または19日(土)・20日(日)に開催される予選2回戦で、ベルギーもしくはブルガリアと対戦。敗れると9月のワールドグループ1部に回ることになる。
構成●スマッシュ編集部
【画像】日本はダブルスに敗れ敗退が決定。坂本怜もデビュー飾れず4連敗を喫する|デ杯ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ第2日
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