誰かの理解も承認もいらない

疲れを取ることが最優先(写真:iStock)
麻美は今年も、年末年始の予定を誰にも説明しないつもりだという。
「聞かれたら、“ゆっくりするよ”って言うだけ。それ以上は言わなくていいかなって」
その言葉を聞いて、私は少しうらやましくなった。年末年始の過ごし方を、誰かの理解や承認に委ねなくていい。それだけで、心はずいぶん軽くなる。
会わない選択は、孤立じゃない。自分の疲れや限界を、ちゃんと分かっている人の判断だ。
自分の人生を生きる大切さ

(写真:iStock)
静かな正月を選べることもまた、大人になった私たちに許された、ひとつの豊かさなのだと思う。
誰にも会わず、何も説明せずに迎える年末年始は、決して寂しい時間ではない。むしろ、自分の心の声を一番静かに聞ける時間だ。
そう思えるようになった今の私たちは、もう十分、自分の人生を生きている。
(おがわん/ライター)
