皆さんは覚えているだろうか? 今から約5年前、コロナ禍でテレワークが推奨されるなか、コワーキングスペースが続々と誕生したことを。あの頃、私(佐藤)は出社せずにあちこちのコワーキングスペースを渡り歩いていた。
コロナが過ぎ去ってそれ以前の日常に戻ると、あれほどあったスペースはすっかり見なくなった。だがその一方で着々と店舗を増やしているところもある。それが「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社」の「シェアラウンジ」だ。
2019年にサービスを開始し、現在も着々と全国に店舗を拡大。最近は新宿3丁目にも新店をオープンしている。その利用料金はなかなかのもので、地方の店舗と価格を比較すると、その金額の差がえぐいことになってた……。
・4年前の価格、地方店舗の価格
私が初めてシェアラウンジを利用したのは2021年こと。改装前の渋谷駅前「Q FRONT」の店舗を利用したことがある。このシェアラウンジは2019年11月にオープン、2023年10月に改装で休業し、2024年4月にリニューアルした。
その当時、60分の利用料金は税別1000円だった。ソフトドリンク飲み放題・ナッツやおつまみ食べ放題。さらにプラス税別300円でアルコール飲み放題だったのである。
渋谷駅前の一等地で、眼下に渋谷の街を見ながら、酒飲みながら仕事できるってマジで最高だった。しかもめっちゃ安いしね。
……まあ、それも4年も前の話なわけだが。あれから何か仕組みは変わったのだろうか? 気になったので、新宿3丁目にオープンした新店舗を訪ねてみた。場所は違えど、伊勢丹新宿店の並びで、都会の一等地であることには変わりない。
会員登録不要で利用できる点は変わってない。また時間内ならドリンク・フードのおかわり自由も一緒。もちろん電源・Wi-Fi使い放題でもある。
それで料金はどうなったかというと……。
ソフトドリンク飲み放題が1時間で税込1870円、アルコール飲み放題は1時間2420円になっていました。ほぼ倍になってた。1時間で2000円近いとなると、高いなあ……。
参考までに、他県のシェアラウンジの価格をチェックしてみると、宮城県多賀城市の店舗では……。ソフトドリンク飲み放題1時間税込880円、アルコール飲み放題1時間税込1540円。
約1000円の差! 立地が違うのはもちろんだけど、ここまで違うと、えぐいなあ……。
・1870円の価格に見合うか
価格の差に軽くショックを受けたところで、実際に利用した感触をお伝えしよう。このお店は、株式会社三井住友フィナンシャルグループの運営する「オリーブラウンジ」内に設けられている。
地下1階に約50席と2階に約100席を備えており、アルコール類は2階で提供している。受付を行うと伝票とタグを渡され、このタグが利用者の証となる。
こちらのテーブル席を使うとしよう。テーブルは広々としており作業に最適。電源口が2つとUSBの差し込み口が1つあり、電源の心配はない。モニターレンタルも行っているので、デカい画面で作業することも可能だ。
ソフトドリンクプランで入場したので、存分に飲み物を堪能したいところ。飲み放題の満足度を高めてくれるのが、スタバのコーヒーマシンだ。
レギュラーコーヒーはもちろん、カフェラテやカプチーノを楽しむこともできる。それも好きなだけね。
冷蔵庫には豆乳や野菜ジュースなどのパック飲料も充実。ティーバッグ類も揃っているので、ソフトドリンクはほぼ死角なし。
スーププロテインなんてのも用意されていて、身体作りを意識している人にも優しい。
以前の渋谷のお店にもあったナッツ・スナックベンダーも健在。
小袋のお菓子類も品数豊富だ。
お菓子では小腹を満たせないって人は、パンを食べると良いだろう。これらも食べ放題だから、その気になったら結構食えちゃうぞ。
ということで、パソコンをセットして作業開始。基本的に静かではあるけど、スタバとフロアを共有している関係で、割と話し声が聞こえてくるのが気になった。
それから、何をするにしても1時間は意外と短いと改めて感じた。準備して作業に取り掛かる間にそこそこ時間を費やしてしまい、結局実作業時間は40~45分といったところ。飲み・食べ放題がついているとはいえ、1870円の価格に見合うかは、判断の分かれるところではないだろうか。
1000円の時代はお得感が強かったが、1870円となると、う~ん……。いずれにしても、ここのお店は立地が良いので、急に作業が必要になった場合に助かるかもしれないな。1度利用して、良し悪しを確かめていただきたい。
