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全バスケ選手が見習うべきコビーの“ゲームへのアプローチ”元恩師が明かす「ただ『全力を尽くした』だけじゃないんだ」<DUNKSHOOT>

全バスケ選手が見習うべきコビーの“ゲームへのアプローチ”元恩師が明かす「ただ『全力を尽くした』だけじゃないんだ」<DUNKSHOOT>

殿堂入り選手のコビー・ブライアントは、キャリアを過ごしたロサンゼルス・レイカーズのみならず、NBAの歴史全体を代表するレジェンドだ。彼の現役ラストイヤーの指揮官でもあったバイロン・スコットが、教え子のゲームへのアプローチについて振り返った。

 1996年のドラフト13位指名でNBA入りしたコビーは、20年間のキャリアを名門レイカーズ一筋で過ごし、歴代4位となる通算3万3643得点を記録。リーグチャンピオンにも計5回(2000~02、09、10年)輝き、2006年1月のトロント・ラプターズ戦では歴代2位の1試合81得点を叩き出した。ヘリコプター墜落事故で命を落とした2020年には数々の功績が認められ、バスケットボール殿堂入りを果たしている。

 2013年4月11日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では左足アキレス腱を断裂しながらコートに立ち続け、2本のフリースローを成功。その不屈の精神は伝説のひとつとして語り継がれている。

 1980年代のレイカーズ黄金期を知るだけでなく、1996-97シーズンに当時ルーキーのコビーとプレーし、2014~16年にはヘッドコーチとして晩年のスーパースターを指導したスコットは、自身のポッドキャスト『Byron Scott's Fast Break』で「彼(コビー)のゲームへのアプローチは、それまで見てきたどの選手とも違っていた」と振り返った。
 「(コビーの)最後の試合のことは覚えている。私がコーチしていたからね。彼は最後の試合で60点を取っている。試合後にはロッカールームで若い選手たちに話しかけた。汗でびしょ濡れで、クタクタに疲れていた状態でね」

 2016年の現役ラストゲームとなったユタ・ジャズ戦、コビーは60得点(フィールドゴール22/50、3ポイント6/21、フリースロー10/12)をあげる圧巻のパフォーマンスで、自らの引退に華を添えた。

 スコットは試合前、コビーに「私の役目は果たした。君を比較的健康な状態でここまで連れてきた。前半は交代させるが、後半はフル出場させる。準備はいいか!」と声をかけていた。両チームで最も長い42分間プレーしたコビーの試合後の言葉が、スコットの頭の中に残っているという。

「彼は『聞いてくれ。俺は毎晩全力を尽くしてきたから、今このゲームから離れても(引退しても)いいんだ』と言ったんだ。ただ『全力を尽くした』んじゃない。『毎晩、毎晩、全力を尽くした』と言ったんだ。17~18年もの間、プレーを続けてきたが、休んだ日は一度もなかった。毎晩、毎晩、プレーする準備はできていたんだ」

 誰よりも自分に厳しく、努力を怠らなかったコビーらしいエピソードと言えそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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