
ジェームズ・キャメロン氏が監督する「アバター」シリーズの最新作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が、12月19日より日米同時公開中。同作の世界興収が10億ドルを突破したことが分かった。また、これに合わせてヴァラン役ウーナ・チャップリンに焦点を当てた特別映像が公開された。
■「アバター」シリーズとは
キャメロン監督が手掛ける「アバター」シリーズは、地球から遠く離れた神秘の星・パンドラを舞台にした物語。22世紀、人類はパンドラの先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようとしていた。
主人公である元兵士ジェイク・サリーはアバターを操縦するうちに、ナヴィのネイティリとの絆を深め、次第にパンドラこそ自分の居場所だと感じ始める。そしてクオリッチら地球人の侵略からパンドラを守るために戦うことになる。
シリーズは美しい映像と革新的な3D表現などが話題に。2025年現在も劇場映画の世界歴代興行収入では「アバター」(2009年)が1位、続編の「ウェイ・オブ・ウォーター」(2022年/ともにディズニープラスで配信中)が3位という、まさしく映画史に残るヒットシリーズとなっている。
■「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」世界興収10億ドル突破
「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」は「アバター」シリーズの第3弾。神秘の星パンドラを舞台に、地球滅亡の危機に瀕した人類と炎を操るヴァランが手を組み、かつてない衝撃の“炎の決戦”が描かれる。
同作は2025年12月19日の世界同時公開から3週間が経過。年末年始でさらなる盛り上がりを見せ、ついに全世界興行収入約1700億円(約10億8312万ドル)を突破、シリーズ3作品すべてで全世界興行収入10億ドルを突破した。(※box office mojo 調べ 1月5日正午付け、日本円は1ドル157円換算)
キャメロン監督が手掛け、全世界興行収入10億ドル超えした作品としては、「タイタニック」、「アバター」、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」に続き4作品目となった。日本では、3週連続で洋画実写作品No.1をキープ。観客93万人を動員、興行収入17億円を突破し、記録を伸ばし続けている。
■ヴァランを演じるウーナ・チャップリンの圧倒的演技を収めた特別映像が公開
最大の注目キャラクターとして大きな話題を呼んでいるのは、シリーズ初のナヴィのヴィランとなる、エイワを憎む灰の一族“アッシュ族”のリーダー・ヴァラン。この度、ヴァランを演じるウーナにフォーカスした特別映像が公開された。“喜劇王”の異名で知られる映画界の巨人、チャーリー・チャップリンの孫娘として知られる彼女は、本作でその血筋を感じさせる卓越した表現力と圧倒的な存在感を併せ持つ演技を存分に発揮している。
解禁された映像は、ヴァランの迫力あるメイキングシーンと、監督とキャストによるインタビュー。新キャラクターであるヴァランについてキャメロン監督は、「ツァヒク(部族のリーダー)として闇の道を歩んでおり、精神を支配し痛みを与える能力を持ち、手のひらにはすべてを見通す目がある」と語る。
ヴァランを演じたウーナについて、監督は「とにかく素晴らしく、まなざしも語り口も美しい」と彼女が演じたヴァランを絶賛。本作でヴァランと手を組んだクオリッチ大佐役のスティーヴン・ラングは、「ウーナの動きがすべて物語っている。しなやかさが半端ではない」とウーナの身体表現を高く評価し、ネイティリ役のゾーイ・サルダナは「コスチュームに身を包んだウーナは、恐ろしい堕落したナヴィそのもの。あれは演じるというより変身よ。本当にすごい」、ジェイク役のサム・ワーシントンも「ウーナの演技は格別だ。撮影中も圧倒されたが映画館で観たら迫力が段違いだった」と語り、錚々たる共演者からの賛辞が相次いだ。
ウーナ自身もヴァランという役について、「ヴァランには単独で女王たりうる自信と確信がある。だから、体現するには相当な鍛錬が必要だった。うれしい悲鳴よ」と語り、撮影当時を振り返った。

