子育ての時間のすき間に、ほんの5分でも手を動かす。落選に泣いた日も描くのをやめなかった。その先に待っていたのは、「書店員が選ぶ絵本新人賞」特別賞受賞、そして絵本作家としてのデビューでした。
「あんなぁ」と、明日誰かに伝えたくなる人にスポットライトを当てて紹介する「anna」の連載企画「あんな、ひと」。2年ぶりに帰ってきた本連載の第10回目は、尼崎市で暮らす絵本作家・ホッシーナッキーさんにお話を伺いました。
( Index )
- “ママ”から“絵本作家”へ。新人賞受賞が人生の転機に
- 絵が好きな子どもが、デザイナーへ。遠回りが“今”につながった
- ベトナムでの出会い、そして尼崎へ。“関西弁”が人生を動かした
- 毎日読み聞かせた日々が、“絵本を作る”に変わった
- 落選が続いても、やめなかった。7年越しに叶った“商業出版”
- 「夢はあきらめなければかなう」と息子に伝えたい
- 目指すのは、“世界中で愛される絵本”
“ママ”から“絵本作家”へ。新人賞受賞が人生の転機に
カラフルなアクリル絵具やペンがデスクに並び、窓から穏やかな光が差し込む尼崎市のアトリエで出迎えてくれたのは、絵本作家のホッシーナッキーさん。
ホッシーナッキーさんのデビューのきっかけとなったのが、「書店員が選ぶ絵本新人賞」(読売新聞、中央公論新社主催)の特別賞。受賞作は、息子さんのひと言から生まれた『うちゅういちの たかいたかい』(中央公論新社)。父親が息子の“高い高い”に全力で応え続ける、ユーモアと愛情に満ちた一冊です。
その後も、孫の成長を祖父が優しく見守る姿を描いた心温まる『じいじ、じーっ』(ポプラ社)など家族愛あふれるあたたかい絵本を生み出しています。

