なんとなくの不調、見過ごしていませんか?
月経のリズム、気持ちの波、ちょっとした体のサイン。
女性の毎日には、理由のわからない「ゆらぎ」がつきものです。
企業で働く女性たちの健康を長年支えてきた産業看護師が、
女性ホルモンと心と体のつながりについて、やさしく、ていねいにひも解いていきます。
「自分をもっといたわる」きっかけに、今日のお話を読んでみませんか?
今回は月経に関するお話の2回目。
不機嫌な女性に戸惑う男性も、ぜひ読んでみてください。
現代女性の月経回数は明治時代の10倍!?
明治時代以前の女性より、現代女性の月経回数が驚くほど多いことを知っていますか?
現代女性の生涯月経回数は450〜500回ですが、昔の女性はなんと50回程度だったと言われています。その差は約10倍!
「本当に?」と疑いたくなる方もいるかもしれませんが、これは事実です。
昔の女性は5人以上出産することも珍しくなく(乳幼児死亡率が高かったため)、結婚年齢も10代後半から20歳頃と早めでした。初産も20〜22歳頃です。
妊娠・出産・授乳期は当然月経が止まります。授乳が終わり次の妊娠をすると、また1年以上止まる。そんなサイクルが繰り返されていました。
月経回数は少なかったものの、多産による体への負担は非常に大きかったのです。
月経が増えたことで生まれる新たな悩み
では現代女性はどうでしょうか。妊娠・出産回数が減り、体への負担は軽減されたように思えますが、一方で月経の回数が劇的に増えたことが、新たな不調を生んでいます。
現代の日本女性の平均初産年齢は30歳。
つまり初潮から30歳頃まで、休みなく月経が繰り返されることになります。

