1月3日、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハーは57歳の誕生日を迎えた。その近影は家族の意向で非公開とされているが、娘のジーナ・シューマッハーのSNSの投稿が多くの反響を呼んだ。
ジーナが父の誕生日を祝って投稿したのは、20年ほど前と見られる家族写真。写真には、シューマッハー家が笑顔で写っており、父ミハエル、母コリーナ、そして幼い頃のジーナとその弟ミックの4人の姿が。そして「いつまでも、かけがえのない存在。お誕生日おめでとう、パパ」というキャプションが添えられている。
シューマッハー家は節目となるタイミングでこうした投稿を行なうことはあるものの、ミハエル本人が写った写真が表に出ることは極めて珍しい。また彼が2013年12月にスキー事故で頭部外傷を負って以来、家族はその回復状況や現在の健康状態について、本人のプライバシー保護の観点から情報を厳しく制限している。
この投稿は瞬く間にInstagram上で大きな反響を呼び、記事執筆時点で「いいね」は14万件以上、コメントは2000件を超えている。コメント欄には一家のフォロワーやファンから多くの声が寄せられ、ミハエル・シューマッハー本人への賛辞や、彼が築いた偉大な功績に触れる投稿も数多く見られた。
コメント欄では、「彼は今も私たちにとって最大のヒーローであり、伝説だ。誕生日おめでとう」「家族写真を共有してくれてありがとう。あなたのお父さんは、子どもの頃の私にたくさんの幸せをくれた。彼が勝つ姿を見るためだけにテレビをつけていた」といったエモーショナルなものから、「ミハエル、あなたがとても恋しい。早く良くなってほしい」と回復を祈る声も寄せられている。
長年公の場に姿を見せていないにもかかわらず、ミハエル・シューマッハーは今なおF1界で最も影響力のある人物のひとりであり続けている。ベネトンとフェラーリで合計7度の世界タイトルを獲得し、F1の記録を次々に塗り替えた活躍は今なお伝説となっている。
今なお、世界中の人々が彼と家族に対して賛辞と支援を送り続けている。「#KeepFightingMichael」というハッシュタグが、現在に至るまで応援の象徴としてSNSに投稿されているのも、その表れだろう。さらにスキー事故後に家族が設立した慈善団体「キープ・ファイティング財団」からの支援活動も続いており、さまざまなチャリティープロジェクトを支援している。
Netflixのドキュメンタリー『シューマッハー』の中で、妻のコリーナは次のように語っている。
「ミハエルはここにいます。以前とは違うけれど、彼はここにいる。そのことが、私たちに力を与えてくれます」
「私たちは共に暮らし、治療を続けています。ミハエルが少しでも良くなるように、そして快適に過ごせるように、できる限りのことをしています。そして何より、家族としての絆を感じてもらえるようにしています。何があっても、私はできる限りのことをしますし、私たち家族全員が同じ気持ちです」
「私たちは、ミハエルが好きだった。そして今も大切にしている家族のあり方を保ちながら、前に進もうとしています。『プライベートはプライベートだ』と彼はいつも言っていました」
「彼ができる限り私生活を楽しみ続けられることが、私にとってとても大切です。ミハエルはいつも私たちを守ってくれました。だから今、私たちがミハエルを守る時なのです」

