現地時間1月4日に行なわれたラ・リーガ第18節、レアル・ソシエダはアトレティコ・マドリーと1-1で引き分けた。
今年最初の一戦、そしてペッレグリーノ・マタラッツォ新監督の初陣となった強豪チームとのホームゲームで、50分に先制を許したソシエダだったが、その5分後にゴンサロ・ゲデスのゴールで同点に追いついた。この場面で速攻から右サイドを駆け上がり、カットインを仕掛けると見せてファーポストのゲデスに余裕をもってフィニッシュできる得点機を左足のアウトサイドで提供したのが、久保建英だった。
今季2つ目のアシストを記録した背番号14。89分にアルゼン・ザハリャンとの交代でピッチを退くまでのスタッツは、ボールタッチ43回、シュート3回(全て枠内)、パス19回(成功17回)、チャンスメイク3回、ドリブル5回(成功4回)、タックル4回、インターセプト1回、ボール奪取1回、デュエル11回(勝利10回)、被ファウル2回で、チャンスメイクとドリブル成功の回数は両チーム最多となっている。
躍動した姿を披露し、チャンスにも多く絡んだ久保は試合後、「後半は、より攻撃に貢献できたと思います。ハーフタイムに監督は『タケにもっとボールを渡した方がいいかもしれない』と言っていました」と振り返り、新体制については「短い時間の中でも、すでに何かは変わってきているし、週を追うごとに、さらに多くの変化が生まれていくと思います。そして、より良いチームとしての姿を見せられるはずです」と手応えを掴んでいる。
このコメントを伝えたマドリードのスポーツ紙『MARCA』は、「マタラッツォ監督にとって幸運だったのは、失点からわずか5分後にゲデスが同点ゴールを決め、再び喜べた点だ。そしてそれ以上に、彼のチームが再びディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコを上回り、ベナト・トゥリエンテスと久保の足からチャンスを創り出した点に満足したに違いない」と綴り、「(対面する)マッテオ・ルッジェーリを手玉に取った」として、久保に3点満点の採点で最高タイの「2」を与えた。 一方の『as』紙は満点(3点)とし、同点ゴールの場面を「失点がラ・レアルを奮い立たせ、ブライス・メンデスが起点となり、久保が走り、ゲデスがフィニッシュするカウンターでアトレティコを捉えた。『チュリウルディン』はそれほどまでに『ロヒブランコス』を崩しており、久保のアシストを受けたゲデスは、同点ゴールをどう決めるか考える時間と落ち着きさえあった」と報じている。
また久保の個別評価では、「前半は徐々に調子を上げていった。守備面にも関与しており、タッチライン際を深くえぐる突破はなかなか見せられなかった。それが出たのは39分で、良いクロスを上げた。後半も上昇気流に乗り続けた。ゲデスのゴールの半分は久保によるもので、アウトサイドでファーサイドへ素晴らしいクロスを供給。73分にはGKヤン・オブラクに片手でのビッグセーブを強いるシュートを放ち、サイドから多くの危険を生み出した」と、久保のプレーを総括した。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、この日本人アタッカーをMVPに選定し、「そのプレーは大きく改善されている。積極的で、完全にスイッチが入った状態で、まずルッジェーリを、続いてダビド・ハンツコを翻弄。前者に対しては、退場に追い込むべき場面もあった。機転の利いた素晴らしいアシストでゲデスのゴールを演出。タッチライン際を深くえぐる非常に良いプレーからミケル・オジャルサバルへパスを送り、自ら放った低いシュートはオブラクに阻まれた。これでいい」と賛辞を贈っている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、ソシエダを「この日曜日は残留争いの候補というより、欧州を狙うチームに見えた」と高く評価し、久保に対しては10点満点の採点でチーム2番目タイの「7」を付与し、「試合に入るまでに苦しんだが、後半は非常に高いレベルでプレーし、常に相手にとっての脅威となっていた。素晴らしいアシストを記録したが、ゴールだけが欠けていた」と寸評した。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「久保はこの試合のMVP。前半はルッジェーリを翻弄して混乱に陥れ、イエローカードを引き出し、さらにオジャルサバルへの見事な好機を演出。後半はマーク役としてハンツコを付けられたが、それでも自分のプレーを貫いた。仕掛け、突破し、危険な場面を次々と創り出し、その中で豪快なドリブル突破から、ゲデスに素晴らしいアシスト。終盤には、さらにヒーローになり得たはずの決定機を2度迎えている」として、採点は単独最高の「9」としている。
構成●THE DIGEST編集部
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