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「レベルの高いリーグに行きたいから…」日本代表ジェイコブス晶が語る、次なる成長への新たなチャレンジ<DUNKSHOOT>

「レベルの高いリーグに行きたいから…」日本代表ジェイコブス晶が語る、次なる成長への新たなチャレンジ<DUNKSHOOT>

ジェイコブス晶が所属するフォーダム大は、2026年の初陣は黒星スタートとなった。1月4日、地元ブロンクスのローズヒル・アリーナで行なわれたリッチモンド大との一戦に75-83で敗北。後半残り14分に45-39とリードを奪ったものの、そこから逆転されて痛い敗戦となった。

「一番大きかったのはディフェンスができていなかったこと。2試合連続で接戦になり、勝てたはずの試合に負けてしまうっていうのは、ちょっと悔しい思いがあります」

 試合後のジェイコブスの言葉通り、フォーダム大は12月31日の敵地でのデイトン大戦も56-63で敗れている。チームはシーズン序盤のノンカンファレンスゲームでは9勝4敗と勝ち越したものの、所属するアトランティック10(A-10)のカンファレンス戦は2連敗と、厳しい船出となった。

「レベルの高いリーグに行きたいからA-10に来たんです。 もっとしっかりプレーすればいいチームになれる。 まだ2試合だけなんで、これからアジャストメントを進めて、勝ちにいきたいです」

 そう語ったジェイコブスは、この日31分42秒コートに立ち、5得点、6リバウンド、2アシスト、3ファウル、1ターンオーバー、フィールドゴール1/4、3ポイント0/3、フリースロー2/2を記録。プレータイムがチーム3位という数字が示すように、チーム内での重要度は変わらない。
  ただ、気になるのはオフェンスに絡むチャンスがこれまで以上に少なかった点だ。フィールドゴール試投は前後半でそれぞれ2本にとどまり、特に後半はボールを持つ機会も限られた。

 仕方ない部分もあるのだろう。今季のフォーダム大はケガ人が多く、なかなかメンバーが定まらない時期が続き、リッチモンド大戦でも出場したのは7人にとどまった。そんななか、年末からオーストラリア人センターのジャック・ウィットボーンが復帰したことに伴い、これまでパワーフォワード(PF)を務めてきたジェイコブスは、この試合では今季初のシューティングガード(SG)としてスタメン出場となった。

「アキラがスモールフォワード(SF)、パワーフォワード、さらにセンターまでこなせるのは、私たちにとって本当に幸運なことだ。ただその分、彼の難しさは増していると思う。毎プレー、毎回のディフェンスのスキームについて、考えなければならないことが多いからね」

 マイク・マグパヨHC(ヘッドコーチ)は多才さを発揮するジェイコブスに感謝しつつ、「シュートを決めたかどうかだけで、良いゲームだったかを語りたくない。今日のアキラはかなり良いプレーをしたと思う」と縁の下の力持ち的な貢献を讃えていた。その一方で、もっとオフェンスに絡み、シュートも打ってほしいという気持ちを隠さなかった。 もちろんジェイコブス自身も同じ思いである。デイトン大戦では4本の3ポイントを決めて12得点。多くのスキルを持つ208cm・104kgのフォワードがリッチモンド大戦でもオフェンスに多く参加できていれば、結果は変わっていたかもしれない。

「SFだと結構動きも変わります。まだアクションには入っていけてないので、どうアドバンテージを探すかは、自分が今から考えなければいけないところです。PF時はピック&ロールとかからもっとアクションに入れるんですけど、SFの場合、相手より身長がある利点からシュートとリバウンドをもっと探してもいいかなと。相手ができないようなアドバンテージを作れるように頑張りたいと思います」とジェイコブス。

 シーズン中に、しかも人員不足から長時間プレーする疲労もあるなかで、複数のポジションでアジャストメントを模索していくのは簡単なことではないが、やりがいのある状況でもある。特にジェイコブスは「プレーの幅を広げること」を自身の課題に挙げており、現在の役割はカレッジ、そして日本代表での活動にも必ず活きてくる。
 「(今年の目標は)これまでとそこまで変わってないです。毎年同じです。毎試合、毎日、うまくなること。勉強でもバスケでも、何をやってもそれは同じです。(新年)最初の試合で負けてしまって、自分のプレーもそこまで良くなかったのは残念ですけど、そこがスタートラインで、その上に行くしかない。次の試合はもっといい活躍がしたい。その後の試合はもっといい活躍がしたい。そうやって自分でも楽しみにしています」

 次戦は7日、ホームでのジョージ・メイソン大戦。準備期間が少ない中でどれだけのパフォーマンスを披露できるか。多くの伸びしろを残す21歳の進化の行方から目が離せない。

文●杉浦大介

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配信元: THE DIGEST

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