ロサンゼルス・エンジェルスは今オフ、テイラー・ウォードがトレードにより、ボルティモア・オリオールズへと移籍した。過去3シーズン、左翼を定位置としていた32歳がチームを去ったことで、2026年のエンジェルスは外野陣の再編が大きなテーマとなる。その中で注目を集めているのが近年、守備ポジションが議論されているマイク・トラウトの起用法だ。
今季キャリア16年目のトラウトは、昨年のスプリングトレーニングで、それまでの中堅から右翼へのコンバートを受け入れ、シーズンに臨んだ。肉体的な負担を減らす目的での転向だったが、5月に膝を故障すると、復帰後には指名打者での出場が続いた。
そうした中で、今オフのウォードのトレードにより、新シーズンはトラウトが再び外野のいずれかのポジションに就く可能性があると、米スポーツメディア『Sports Illustrated』が現地1月5日の記事で見解を示している。
同メディアは、昨季のトラウトのスタッツについて、「2025年は右翼で22試合に出場し、守備イニング数はキャリア最少となった」と指摘。また結果的に、指名打者起用を増やしたことで、「トラウトは2019年以来となる最多出場試合数を記録した」と説く一方で、「両膝の手術から1年以上が経過した今、再び外野を守る可能性も出てきた」と見込んでいる。
同メディアは、昨季中堅を守っていたジョー・アデルを右翼に移し、トラウトを中堅に復帰させる案とともに、別のアイデアとして、若手起用による守備改善策も披露。「ウォードのトレードにより左翼に空きが生まれたが、現時点でその穴を埋める有力な若手は存在しない。ただし、20歳のネルソン・ラダは守備力に定評があり、昨季は2Aと3Aの両方で安定した出塁率を残している」と説明する。
そのうえで、トラウトの“左翼起用”の可能性にも言及。同メディアは、「トラウトを左翼、ラダを中堅、アデルを右翼に配置する外野陣は、トラウトの健康を維持しつつ、エンジェルスの守備力を大きく向上させる可能性がある。現時点では、これが最も現実的なプランと見られている」などと綴っている。
もちろん、今オフでの補強の内容によっても、さまざまな選択肢が加わることは間違いない。今年8月に35歳を迎えるトラウトは新シーズン、はたしてどのような形で起用されるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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