評価よりも欲しかった「感謝」
勇気を出して理由を尋ねると、彼は悪びれる様子もなくこう答えました。 「職場の友達がお弁当自慢をしててさ。俺もちゃんとフィードバックしてあげた方がいいのかなって」
彼なりの「感謝の表現」のつもりだったようですが、私の気持ちには1ミリも気づいていなかったのです。「私は料理研究家じゃない。あなたのために作ってるんだよ」
静かに涙をこらえながら伝えた本音に、彼は初めてハッとした表情を見せました。自分の行動がどれほど私を傷つけていたか、ようやく理解したようでした。
そして...
その夜、私たちは話し合いました。 彼は心から謝罪し、「君の気持ちを考えずに、友達の真似をしていただけだった。作ってくれることがどれだけありがたいか、言葉が足りなかった」と深く反省してくれました。
それ以来、彼は毎日「今日もおいしかった、ありがとう」と、シンプルで一番大切な言葉を伝えてくれるようになりました。
小さなすれ違いを乗り越え、二人の絆は以前よりも少しだけ深まった気がします。私の朝のお弁当作りも、また温かな幸せの時間に戻っていきました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
