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「まあ、生きてたしね。今年も」心が削られる年末年始、“一人反省会”する40代女性が見つけた答え

「まあ、生きてたしね。今年も」心が削られる年末年始、“一人反省会”する40代女性が見つけた答え

大晦日、SNSのキラキラ投稿がしんどかった


みんな充実してるなあ(写真:iStock)

 友人の直子(40)は、大晦日の夜になると決まってスマホを伏せる。「これ以上、見たら落ちるから」と言って、SNSの通知を切るのが毎年の恒例だ。

 一年の終わり。紅白も終盤、年越しそばは食べ終えた。本来なら、ゆっくりしていいはずの時間なのに、頭の中では勝手に反省会が始まる。

 ーー今年も、あっという間だったな。

 ーー結局、何を成し遂げたんだろう。

 ーー私、この一年で何か前に進んだっけ?

 直子はそう思いながら、無意識にSNSを開いてしまうという。

 そこには、旅行、昇進、結婚、出産、資格取得。「今年も充実した一年でした!」という投稿が、年末の空気に合わせて並んでいる。


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年末年始マジックに疲弊する心


当たり前のことなの?(写真:iStock)

「みんな、ちゃんと生きてる感じがするんだよね」

 直子はそう言って、苦笑いを浮かべた。自分はというと、毎日仕事に追われて、疲れて帰って、寝て起きての繰り返し。大きな変化も、分かりやすい成果もない。

 年末年始になると、なぜ人は急に“結果”を求めてしまうのだろう。

 普段は「忙しかった」で済ませていることを、この時期だけは「何もできなかった」にすり替えてしまう。直子も例外ではなかった。

「今年は何も成長してない気がする」そう口にしながら、でも具体的に何ができていないのかは、うまく説明できない。

 思えば、この一年、体調を崩しながらも仕事を休まずに続けた。人間関係で悩みながらも、ちゃんと向き合った。落ち込む夜もあったけれど、翌朝には起きて、また一日を始めた。

 それでも、年末になるとそれらは全部「当たり前」に処理されてしまう。

配信元: コクハク

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