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散歩好きにはたまらん! 日暮里駅の「よりみちまっぷ」ガチャを回したら、想定外の出会いだらけだった

散歩好きにはたまらん! 日暮里駅の「よりみちまっぷ」ガチャを回したら、想定外の出会いだらけだった

・神は無慈悲

まさかの2店舗連続入店不可である。どういうことだってばよ。

しかしこれが年末。完全に私のタイミングが悪い。

悔しさを噛み締めつつ、ゴール地点である「清太郎」方面へ向かっていると、突如として目の前に現れた「CRAFT BEER」の看板。

私の手元のよりみちまっぷには載っていなかったが、ええい、行くっきゃねえ。これぞ本当の「よりみち」じゃ〜!

入店したのは「BUZZED LAMB BREWING」。築100年超の古民家(元酒屋)を改装したマイクロブルワリーで、併設の醸造所で造られたクラフトビールを最大6タップ楽しめる。

今回は「Ariesの秘薬(Regular 900円)」と「麦とライス(Regular 800円)」を注文。

おつまみには「3点盛り(1600円)」で「4種のキノコのハーブマリネ」「砂ぎものコンフィ」「枝豆とヤングコーンの香ばし醤油」を選択した。

「Ariesの秘薬」は柑橘系のトロピカルさがあり飲みやすい。

「麦とライス」は苦味控えめで、米の旨みがふんわり感じられる。

「3点盛り」はどれも丁寧に仕込まれていて、クラフトビールのつまみとして申し分ない完成度だった。

そしてここでなんと偶然にも、「よりみちまっぷ」の生みの親である「まちまち眼鏡店」の担当者:藤原さんに遭遇。笑顔が印象的で、こちらの話にも気さくに耳を傾けてくれる物腰の柔らかい方だった。記念撮影をしていただき、お店を後にする。

ほんのりいい気分でゴール地点「清太郎」に向かう。

こちらは豊富な日本酒と料理が楽しめる日本酒バーで、まっぷの説明文によると、サービス精神旺盛な店主「やまちゃん」が切り盛りしているらしい。

さらに裏名物は出汁ラーメンなんだとか。そんなの食べたいに決まってる! 引換券もあるし、楽しみだな〜‼︎

ところが………である……‼︎

こちらも満席で入店できなかった。ここまで来たら清々しいまである。

・まさかの全滅である。

結果として、マップ記載の3店舗すべてに入れないという事態に陥った。藤原さん、あなたは悪くない。この時期に取材しようとした私が悪い。

しかし、まだ終われない。最後にもう1軒どこかいいところはないのか……! と、探索していると、昭和レトロな雰囲気が漂う古民家バルを発見。

このお店は「散ポタカフェ のんびりや」。築100年の古民家をリノベーションしたカフェ&バルだ。

昼間は居心地の良いカフェとして、夜は小粋なバルとして営業している。冬の時期にはこたつも用意されており、その名の通り、肩の力を抜いてのんびり過ごせる空間だった。

まずは「イチローさんのハイボール(880円)」、「あん肝ポン酢(780円)」、「さばりがっこ(780円)」、そしておすすめされた「オムライス【黒】(1400円)」を注文。

「あん肝ポン酢」は驚くほど柔らかく、「さばりがっこ」は酒のつまみとして申し分ない。どれもとにかく美味しかったのだが、中でもこの「オムライス【黒】」は衝撃的だった。

卵をめくると現れる真っ黒なお米の正体は、イカスミのシーフードリゾット。

見た目のインパクトからは想像できないほどまろやかで、しっかりとイカスミの旨みも感じられる。これがとにかく絶品で、家が近ければ確実に通ってしまう味だ。

さらに「剣菱樽酒(880円)」がお勧めとのことなので追加する。

室町時代から「変わらない味」を守り続けてきた辛口で旨味の強い日本酒で、琥珀色を帯びた見た目も印象的。サービスでいただいたイカのおつまみとの相性も抜群で、最後まで満足度の高い一杯だった。

ちなみにこの時期に剣菱を飲むことは、店主いわく「ちょっとした季節の楽しみ」なのだそう。

歌舞伎の銘台詞「剣菱を持てー!」でも知られる赤穂義士が、江戸時代の討ち入りの前に皆で剣菱を飲んだという逸話があり、12月から1月にかけて語られることの多い酒なのだという。そんな背景を知ると、時代を越えた粋な風情が重なったように感じられた。

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