●「どこで」「何時間」使うかを先に決める
パーソナル暖房を選ぶときに、まず決めておきたいのが「どこで」「何時間くらい」使うか、という条件。
(1)在宅ワークで毎日数時間
→パネルヒーターのような電気式+安全装置がしっかりしたタイプ
(2)寝る前の1~2時間だけ
→湯たんぽや着る毛布のように、電源オフでもぬくもりが続くタイプ
(3)家事や立ち仕事が多い
→ソックスやレッグウォーマーなど、動きやすさ重視のアイテム
最初にここを決めておくと、「かわいいけど自分の生活スタイルには合わなかった…」という失敗を減らせるはずです。
暖房と併用するときは「1~2℃下げる」が基本ルール
エアコンやファンヒーターと併用する場合は、「パーソナル暖房を追加した分だけ、設定温度を1~2℃下げる」ことをセットで行うのが鉄則!
エアコンの暖房は、設定温度を1℃下げるだけで消費電力が約5~10%削減できると言われています。パーソナル暖房で自分のからだ周りをしっかり温めておけば、室温が少し低めでも快適に過ごせるはず。「あったかグッズを買ったのに、エアコン設定はそのまま」だと節電効果は限定的になってしまうので、「買ったらまず温度を1℃下げてみる」を思い出してみてくださいね。
コード・バッテリー・洗える構造…続けやすさもチェック
意外と見落としがちなのが、“続けやすさ”の視点です。
・コードが短すぎてコンセントに届かない
・思ったより重くて、出し入れが面倒
・カバーが洗えず、衛生面が気になる
こうした小さなストレスが積み重なると、せっかく買ったのに使わなくなってしまいがち。折りたたみやすさや収納性、USB給電やモバイルバッテリー対応かどうか、カバーが洗えるかなど、「めんどくさくならない工夫」があるかもチェックしておくと、冬のあいだしっかり使い切れます。
●まずは自分専用のあたたかさから
電気やガス、水道代など光熱費が上がり続けるなか、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすには「とりあえずエアコンを強めにしておけばOK」という時代ではなくなりつつあります。
そこで冬の間は、必要な場所だけを、必要な時間だけ、できるだけ少ないエネルギーであたためる「パーソナル暖房」「おひとり様あったかグッズ」の出番です。
部屋全体を暖めなくても、体感温度が上がれば“寒さストレス”も、電気代高騰への不安もぐっと軽くなるはず。今年の冬は、暖房に頼りすぎない賢いあったかスタイルで、心もお財布もあたたかく過ごしてみませんか。
■Profile
武田千冬
美容誌や女性ライフスタイル誌、コスメのクチコミメディアで10年以上の編集・ディレクター経験を経て、現在は美容やライフスタイル領域をメインに活動するフリーライターに。2025年春に第一子を出産し、妊娠・出産・子育てなど女性のライフステージに関連するカテゴリでも実体験をベースにコラムなどを執筆。

