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“素人”がフォーミュラカーを運転するためには? 映画『F1』で実車スタントのブラッド・ピットらはどんな準備をしたか

“素人”がフォーミュラカーを運転するためには? 映画『F1』で実車スタントのブラッド・ピットらはどんな準備をしたか

2025年に公開された映画『F1』の劇中では、主演のブラッド・ピット(ソニー・ヘイズ役)とダムソン・イドリス(ジョシュア・ピアース役)が架空のF1チーム“APXGP”の撮影用マシンを実際に運転してみせた。これは身体的にも技術的にもかなりのチャレンジであったと言えるが、その舞台裏がAppleによって公開された。

 F1の全面協力で制作されたこの映画は、実際のレースウィークエンドでも撮影が行なわれた他、主演陣がF2を改造したAPXGPカラーのマシンで実際にドライビングをしたことでも話題となった。これについて、特定シーンのアクション演出家を務めたクレイグ・ドルビーは次のように語っている。

「ブラッドとダムソンは、本当に、心から言って、ほぼ普通の人が一生かかっても到達できないようなスピードでマシンを走らせていた」

「最初は基本から教えた。どうやって1周を走るのかについてレクチャーすべく、まずはマシンに慣れさせ、高速域でも安定して走れるようにした。その後は、マシン同士の距離を徐々に詰め、どこを見るべきかを意識させる練習を始めた」

「ダムソン・イドリスのドライビングは最初から素晴らしかった。彼が限界を攻めていく姿は本当に印象的だった」

 一方のブラッド・ピットは同じ動画の中で、以前からモータースポーツに強い関心を持っており、その原点はダートバイクだったと明かした。

「子どもの頃はダートバイクに乗っていて、そこからMotoGPにどっぷりハマった。その後F1にも興味が移っていき、そして今、ここにいる」

 共演したイドリスは、役を勝ち取るためにオーディション前からシミュレータで練習していたと明かした。

「オーディションのどの段階よりも前に、シミュレータに乗っていた。F1のゲームの中でキャラクターを作って、“ジョシュア・ピアース”と名前をつけた。そしてそれが現実になったんだ」

 上記の俳優ふたりは、F1ドライバー役をこなすために過酷なトレーニングメニューにも取り組んだ。これについては、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーがこう説明する。

「ブラッドはダムソンとともに3ヵ月トレーニングを積み、マシンを運転できる身体を作り上げた。ふたりは驚くほど優れたアスリートだ」

 また、フィジオ(トレーナー)としてスタントを担当したバリー・シグリストは、キャスト陣のフィジカルトレーニングについて次のように語る。

「ダムソンがマシンに乗るたび、信じられないほどのスピードで走る。それをかなりの周回数で繰り返すことになるので、首のコンディションを整えることが非常に重要だった」

「ブラッドとダムソンでは、トレーニングの重点が少し異なる。ブラッドは可動性をより重視しているが、その中でも必要な部位はしっかり刺激している。背中の中央部、肩甲骨周辺、腹筋、そして首などだ」

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