元旦の国立ピッチで美女ドリブラーにスポットライトが当てられた。1月1日に開催された皇后杯決勝でチームを初優勝に導いたのが、サンフレッチェ広島レジーナのFW・中嶋淑乃だ。
持ち味の鋭いドリブルで左サイドから好機を再三にわたり演出。1―1で迎えた後半アディショナルタイム1分に、スペースにカットインし、右足を振り抜いて奪った劇的ゴールで勝利を決定づけたのだ。スポーツライターが解説する。
「ボールを持つだけでピッチ上の雰囲気が変わりました。自他ともに『ヌメヌメしている』と評するドリブルは唯一無二。男子サッカー日本代表の三苫薫さながらの突破力で、『WEリーグの三苫』の異名まであるほど。あの色白で華奢な体格からは想像もつきません」
昨年5月に24年―25年シーズンの「WEリーグベストイレブン」にも選出されたストライカーもアマチュア時代には全国区で無名の存在。高校卒業後は異色の下積み時代を過ごしていた。
「18年に高卒入団したオルカ鴨川FCは設立母体が医療法人。そのため、在籍していた3年間は看護助手の仕事とサッカー選手を兼業していました。当時は、朝8時から15時まで仕事をして夕方から2時間ほど練習をする日々に疲労困憊だったといいます。20年になでしこリーグ2部で得点王を獲得して、広島などのクラブからオファーが届いたようです」(前出・スポーツライター)
そんな苦労人の意外な人となりを拝めるのが、YouTubeチャンネル「勝ちグセ サンフレ応援 森﨑浩司のfoot style」で22年4月に公開された動画。なんと、包み隠さず当時の恋愛事情を告白していたのだ。
「Q&A方式で中嶋がインタビューを受ける内容でした。最初こそ、サッカーの質問が続いていましたが、だんだんと『好きなテレビドラマは?』や『インドアでハマっていることは?』などプライベートな領域に踏み込んでいくのです」(前出・スポーツライター)
終盤にブチ込まれた「恋愛事情は?」の質問の中で「好きな人はいますか?」とインタビュアーに尋ねられると、「いません(笑)これからできたらいいですね(笑)」と恥ずかしそうに回答。それでも、「好きなタイプは?」と問われるや「清潔感のある人がいいです」と真顔で即答していた。続けて、「面白い人」、「塩顔」と好みの条件を列挙するのだった―。
その可愛らしいキャラクターとクールな見た目のギャップは、ピッチ外でもファンを魅了してしまうだろう。26年は「ヨシノ」の女子サッカー界のアイコンになる⁉
(五代晋作)
平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。

