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約7カ月ぶりに実戦復帰するや快進撃のフルカチュ! コーチのマスー氏も「不可能なことは何もない」と感嘆<SMASH>

約7カ月ぶりに実戦復帰するや快進撃のフルカチュ! コーチのマスー氏も「不可能なことは何もない」と感嘆<SMASH>

2026年のテニスシーズン開幕戦である男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」(1月2日~11日/オーストラリア・パース、シドニー/ハードコート)で、ヒザの手術を経た男子元世界ランキング6位のフベルト・フルカチュ(ポーランド/28歳/現83位)が約7カ月ぶりの実戦復帰を果たした。24年末から同選手のコーチを務めるニコラス・マスー氏(チリ/46歳/元9位)も、苦しんできた28歳のカムバックを心から喜んでいる様子だ。

 ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、過去にドミニク・ティーム(オーストリア/元3位/引退)を指導した実績を持つマスー氏は大会前、待望の公式戦出場に向けて着々と準備を進めてきたフルカチュに向け、「もう一度競技を楽しんでほしい」との思いを込めて、次のように熱いメッセージを送っていた。

「この7カ月で、自分がどんな道のりを歩んできたのか、何を乗り越えてきたのかを振り返ってみてほしい。そしてそのことを噛みしめながら、この瞬間を楽しんでほしい。とにかく一歩ずつ進めばいい。今は結果を考えすぎないことが大事だ」

 今大会にポーランド代表で参戦し、ここまで男子シングルスに出場したフルカチュは、そんなマスー氏の思いに応えるかのようにブランクを全く感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露。現地5日のドイツとのグループF第1戦で、ツアー24勝のアレクサンダー・ズベレフ(現3位)に6-3、6-4で快勝すると、7日のオランダとの第2戦でもトップ30の実力者タロン・フリークスポール(同25位)に6-3、7-6(4)で勝利。チームもグループリーグを2勝0敗で終え、準々決勝進出を決めた。
  マスー氏はここまでの道のりを振り返りつつ、苦難を乗り越えた愛弟子を祝福するかのようにこう語る。

「我々は苦しい時期を経験してきた。今回の復帰は本当にうれしい。7カ月の戦線離脱というのは本当に長い時間だ。忍耐力や強さが求められるし、簡単なことではない。事実、大会に出場できていないことを深く考え始めてしまう瞬間もあったし、週を重ねるごとに、回復が遅れていると感じることもあった」

 今回でトップ10選手から通算20勝目を挙げたフルカチュ。2シーズン連続でヒザの手術を経験した彼が見せてきた“信念の強さ”が、理想的なカムバックを呼び込んだとマスー氏は考えている。

「フビ(フルカチュの愛称)の仕事への姿勢は信じられないほどだ。彼は全てを100%やり遂げるし、やるべきことに対して、それ以上のことをやってのける。プレー面だけでなく、食事の管理や治療、ストレッチなど、全てに気を配っている。それだけ努力すれば、必ず良いことが返ってくる。今回のような結果を得られたのも納得だ」

 とはいえフルカチュの復帰ロードはまだ始まったばかり。マスー氏は「努力を続け、前向きな気持ちを保ち続ける限り、不可能なことは何もない」と、愛弟子の復活を強く信じている。

文●中村光佑

【連続写真】ラケット面を下に向けてテイクバックするフルカチュの鋭いフォアハンド

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配信元: THE DIGEST

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