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ダカールラリー、ステージ4でトヨタのラテガンがトップ浮上。フォード勢が一転苦戦

ダカールラリー、ステージ4でトヨタのラテガンがトップ浮上。フォード勢が一転苦戦

トヨタのファクトリードライバー、ヘンク・ラテガンはダカールラリーのステージ4でライバルを圧倒し、マラソンステージの前半で7分の大差をつけて総合首位まで浮上した。

 今回のダカールラリーはトヨタのパフォーマンスが大きく上下しているが、ラテガンはステージ3での不振から見事な復活を遂げた。なおステージ4~5は、連続するステージをチームからのサポートを受けずに走りきる長丁場のマラソンステージとなっている。

 417kmのステージがスタートすると、南アフリカ出身のラテガンはダチアのセバスチャン・ローブに追われていたが、第2チェックポイントで一気にトップに立ち、ダチアのナッサー・アル-アティヤに46秒差をつけた。

 ラテガンのリードはステージを通して拡大を続け、特に中間セクションでは先にスタートした11台をオーバーテイクし、7分3秒差でトップを独走した。これは今年のダカールラリーで最大の差となり、ラテガンは総合順位で11番手からトップまでジャンプアップした。

 ダカールを5度制しているアル-アティヤは終盤にラテガンとの差を縮めることができず、7分遅れのステージ2位に甘んじた。なお、ステージ3でパンクに苦しんだアル-アティヤも総合10番手から2番手まで浮上している。

 ステージ3位、4位はトヨタカスタマーであるENERGYLANDIA RALLY TEAMのマレク・ゴクザル、エリク・ゴクザル父子となった。

 ステージ5位はローブだったが、ラテガンには18分以上の差をつけられ総合は8番手だ。

 ステージ3ではフォードが好調で、トヨタは苦しんだが、ステージ4ではふたつのメーカーの序列が入れ替わるような形となった。フォード勢で最も上位だったマティアス・エクストロームでさえも、サウジアラビアの砂漠地帯で26分以上もタイムを落とし11位。カルロス・サインツはエクストロームに30秒差で12位、ナニ・ローマはさらに後方の15位に終わった。

 しかし最も苦しんだのは、ステージ2で優勝し総合首位に立っていたミッチ・ガスリー。彼は43分もタイムをロスし、総合順位を13番手まで落とした。

 一方、ディフェンディングチャンピオンのヤジード・アルラジ(オーバードライブ・トヨタ)はパンクが続き、234kmを走った時点でリタイア。早々にイベントから去ることになった。

 ステージ1でウェイポイントを通過できなかったことで16分のペナルティを受けた彼は、2025年4月のクラッシュで追った脊椎骨折の影響がまだ残っていることから、リスクを冒さないことを選んだのだ。

 前述したように、ステージ4を終えた時点でトップはラテガン。3分55秒差でアル-アティヤが2番手となっている。フォードはエクストロームが3番手につけ、サインツも4番手に続いた。

 センチュリーのマシュー・セラドリが5番手、サウード・ヴァリアワ(TOYOTA GAZOO RACING SA)が6番手、そこにダチアのローマとローブが続くというオーダーだ。

 とはいえ、まだトップ10のギャップは30分以内。ステージ4~5はマラソンステージであり、ビバークで外部からの援助を受けることはできないため、大きな山場となるかもしれない。

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