ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、自身のSNSで愛犬ロスコーが入院し、昏睡状態に陥っていることを明らかにした。
ハミルトンはInstagramのストーリーを投稿。ファンに向け、愛犬ロスコーの回復のために祈って欲しいと呼びかけた。ロスコーは現在12歳。今年の初めに肺炎にかかり、これは完治したものの、今回再び肺炎にかかり、入院しているという。
「ロスコーのことを祈って欲しい。皆さんに、近況を報告したい。ロスコーは再び肺炎にかかり、呼吸困難に陥ってしまった」
ハミルトンはそう投稿した。
「彼は病院に入院し、検査中に鎮静剤を投与して落ち着かせようとした。その過程で心停止に陥ってしまった。なんとか心拍は回復したが、現在は昏睡状態だ」
「彼がこの状態から目覚めてくれるかは分からない。明日、意識を回復させるための処置を行なう。僕は彼のそばにいる。皆さんの祈りとサポートに感謝したい」
この投稿には、メルセデス時代のチームメイトであるジョージ・ラッセルがコメント。各F1チームも反応している。
ロスコーはF1のパドックでは有名な存在で、ハミルトンは度々グランプリにロスコーを連れてきている。今年公開された映画『F1/エフワン』にも出演し、エンドロールにもロスコーの名が入れられるほどだ。
なおハミルトンは金曜日に、ムジェロ・サーキットでピレリのタイヤテストを担当する予定だった。しかしロスコーが入院したためこれを欠席。リザーブドライバーの周冠宇が代役として、シャルル・ルクレールと共にテストを行なった。

