「シカゴ・カブスは、スコット・ボラス代理人のやり方に不満を抱いている」
現地1月2日、ヒューストン・アストロズが今井達也との契約を発表した。今井を巡っては、カブスも強い関心を寄せていたが、最終的に契約できなかった。カブスは今井とボラス代理人が提示した条件を受け入れなかったという。カブス専門メディア『North Side Baseball』が報じた。
「カブスは今井との契約に近づいていた。ジェド・ホイヤー編成本部長とボラスは協力関係にあるものの、毎年のようににらみ合いを続けている。今井とアストロズの契約は、カブスにとって痛恨の敗北だ。カブスは今井との契約をほぼ完了したと思っていたが、ボラスは最後になってヒューストンからのオファー内容を変更させた。ホイヤーが譲らなかった条件のひとつ、2026年以降のオプトアウト(契約破棄権)を盛り込ませたのだ」
カブスが今井と合意できなかったのは、オプトアウトを認めなかったから。「ホイヤーは特定のオプトアウト機会に関して強硬な姿勢を取った。1年前のアレックス・ブレグマンの時もそうだった。そして今回、今井と合意したアストロズの条件は、カブスが提示した内容と同等以上の価値を持ち、選手側にとってより柔軟性のあるものだった」と振り返った。
それでも同メディアは、カブスがボラス代理人に向ける不快感を理解しつつも、「冷たい態度を取ることはできない」と指摘した。「カブスが今井に対して短期の高額契約構造を渋った理由のひとつは、今オフに主要ターゲットのブレグマン獲得に向けて、年俸総額を確保しておきたかったから。さらに今井を逃した以上、先発ローテーションを大幅に強化するなら、ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックからFA)、レンジャー・スアレス(フィリーズからFA)のいずれかを獲得する必要がある。問題なのは、この3選手いずれもがボラスのクライアントという点だ」。
22年12月にはボラス代理人が受け持つコディ・ベリンジャーと契約。2年在籍した後にニューヨーク・ヤンキースに移籍し、今オフにまたFAとなった。同メディアによると、カブスがふたたび獲得に乗り出す可能性はないという。
「ベリンジャーとカブスの相性は完璧とはいえない。ブレグマンはレッドソックスと再契約する可能性が高いが、カブスも1年前と同様にブレグマンに執着している。いずれにせよ戦力を向上させるには、プライドを捨ててボラスとの交渉合戦に勝たなければいけない」
ブレグマン、ギャレン、スアレスーー。今井を獲得できなかったカブスは今後、ボラス代理人とどのような交渉を行ない、どの選手を獲得するのか。
構成●THE DIGEST編集部
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