食文化や観光資源に恵まれ、国内外から多くの旅行者が訪れる北海道。特色ある教育方針や部活動の充実度などを背景に、注目を集める私立高校も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道在住の30代以下を対象に「子どもを入学させたい北海道の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元である北海道に住む30代以下の人から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:北海高校
第2位は、得票率11.1%の「北海高校」でした。札幌市豊平区にある北海高校は、1885年に創立された「北海英語学校」を前身とする私立高校。「質実剛健」「百折不撓」の基本精神のもと、「独立心を持った生徒」「信頼される生徒」「『生きる力』を備えた生徒」「多様性を認め合う生徒」を育てたい人間像に掲げています。
北海道大学などの難関国公立大学を目指す「Sクラス」、国公立大学や難関私立大学を目指す「特進クラス」を擁する「特別進学コース」と、北海学園大学をはじめとする4年制大学を目指す「進学コース」を設置。実戦的な力を養成するため、工夫されたカリキュラムや授業に加え、放課後講習や予備校との提携など、徹底した進学指導を行っているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は小樽商科大学・室蘭工業大学、私立大学は北海学園大学・北海道医療大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
第1位:札幌第一高校
第1位は、得票率12.4%の「札幌第一高校」でした。札幌市豊平区にある札幌第一高校は、1958年に開校された私立高校。「目は高く、足は大地に」を校訓に、「知性と慧眼を磨き高い教養を養う」「互いに敬愛しあう豊かな心を育てる」「未来を開拓する勤勉な意欲を培う」「心身を鍛え円満な人格を育てる」を教育目標としています。
答えのない問いにどう向き合うかを考える「探究コンパス」、大学合格の先を見据える「進路コンパス」、基礎知識を身につけてから思考力や表現力を養う「学習コンパス」の3つの教育活動を実施。希望する進路に応じて「総合進学」「文理北進」「文理選抜」の3コースが用意されています。ニュージーランドへの留学制度をはじめ、グローバル人材の育成に注力しているところも魅力。2025年度の大学入試では、国公立大学は北海道大学・小樽商科大学、私立大学は北海学園大学・北海道科学大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

