ジャンプスターターの購入ポイント
トラブルのあと、家に帰ってからジャンプスターターについて調べまくったのですが、業者が持ってきたジャンプスターターのサイズには問題なさそうです。というのも、エンジンを1度始動するだけなら、バッテリー容量はさほど必要ないからです。しかも通販サイトで、数千円で販売しているから持っていてまったく損はないように思えます。
そこで、ジャンプスターターの購入ポイントをご紹介。クルマやバイクの電圧は12V仕様で、当然ながらジャンプスターターも12V対応品。しかし排気量が大きくなるとその分、エンジンを始動させるスターターモーターも大きくなるので、より大きな電流量が必要となってきます。というわけで重要なのは、ジャンプスターター本体の最大電流と付属ケーブルの許容電流の2点なのです。
メーカー公表のスペックに注目
業者の言った電流不足は、はたしてジャンプスターター本体によるものなのか、付属ケーブルの許容電流によるものなのか、いまとなってはわかりません。でも記憶に残るそのケーブルはかなり細いもので、ゆえに収納もかなりコンパクトなポケットサイズでした。
排気量などにもよりますが、スターターモーターに必要な電流は最低50A以上なので、最低50A以上の電流供給ができるジャンプスターター本体と50A以上の電流を流せるケーブルの太さが必要となってきます。
今回購入した「TERLYBAOジャンプスターター」はピーク電流が4000Aとなっていて、付属ケーブルの太さは8AWGです。ちなみにAWGはアメリカン・ワイヤー・ゲージの略で、8AWGの最大電流値は73Aです。メーカー公表の製品詳細によると、8Lのガソリン車または6.5Lのディーゼル車に搭載のスターターモーターくらいに対応とのこと。バッテリー上がりによるエンジン始動には、十分なスペックです。
