東北地方の中心都市として広く知られる仙台市。一方で、東北各県には地域の核となるさまざまな都市があり、経済・文化・教育などの面で大きな役割を担っています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道・東北地方在住の男女を対象に「東北地方で仙台に次ぐ二番手だと思う街」というテーマでアンケート調査を実施しました。
北海道・東北在住者から支持を集めたのは、どの街だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位:福島市
第2位に選ばれたのは、得票率10.6%の「福島市」でした。
福島県の北部に位置する福島市は、古くは阿武隈川の舟運や、養蚕などの産業で発展してきたエリア。「奥の細道」で松尾芭蕉が訪れたとされる「飯坂温泉」、こけしの里として知られる「土湯温泉」、白濁の硫黄泉が特徴の「高湯温泉」などの温泉や、フルーツの産地としても有名です。
鉄道はJR・福島交通・阿武隈急行などが走っているほか、新幹線も利用でき、道路網も整備されているため、交通アクセスが良好。市の中心部には公的機関やオフィスが集まり、大型商業施設などもあるので買い物にも困りません。火口跡が残る「吾妻小富士」や、桜の名所としても知られる「花見山公園」のほか、「福島競馬場」など観光スポットもバラエティーに富んでおり、豊かなライフスタイルが楽しめるエリアとなっています。
第1位:盛岡市
第1位に輝いたのは、得票率18.3%の「盛岡市」でした。
岩手県の中央部に位置する盛岡市は、江戸時代に盛岡藩の城下町として発展してきたエリアです。鉄道はJRといわて銀河鉄道が乗り入れていて、新幹線も利用できるため、東京駅まで2時間強と交通アクセスも優れています。
盛岡の総鎮守とされる「盛岡八幡宮」や、国の重要文化財に指定されている「岩手銀行赤レンガ館」など観光名所が多いほか、自然に触れられる公園なども豊富。コシの強い麺が特徴の「冷麺」や、平打ち麺に肉味噌やきゅうりなどを盛りつける「じゃじゃ麺」など、ご当地グルメが多いところもポイントです。

