フジテレビのディレクター・プロデューサーの日置祐貴氏が自身のXで、1月末をもってフジテレビを退社すると発信した。退社報告に続けて日置氏は、
〈フジテレビだけでなく、様々なテレビ局や配信・イベントなど、より広い領域で“面白いこと”に挑戦したいと思い、会社にも理解していただいた上の決断です〉
その上で今後の活動については、
〈フジを含めいくつかありがたいお話を頂いておりますが、詳細はまた決まり次第こちらでお伝え出来たらと思っております〉
日置氏は2004年に入社。1年目に「めちゃ×2イケてるッ!」を担当して以降、「ピカルの定理」「ワイドナショー」など同局の人気番組を手がけてきた。昨年12月に終了した「酒のツマミになる話」では総合演出を務めている。
「早稲田大学時代にお笑いサークルに所属し、『M-1グランプリ』への出場経験もあるので、局内の誰よりも芸人のことを理解していました。2023年にスタートした、結成16年以上の漫才師たちによる賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』で総合演出を務め、『ENGEIグランドスラム』でチーフプロデューサーを務めるなどしていただけに、退社は大きな痛手」(フジテレビ関係者)
「酒のツマミになる話」はダウンタウン・松本人志の活動休止に伴い、千鳥がMCに。ところが大悟による松本のモノマネをめぐり、10月下旬に急遽、番組内容が差し替えられたことを受け、千鳥が降板を申し出る騒動に。そのまま番組は終了してしまった。
「結局、終了の真相は謎のまま。なのでフジテレビとしては今後、日置氏が何かを暴露しないかと、上層部がピリピリしているようです。日置氏に仕事を振ることによって、今後も良好な関係を維持したいところでしょう」(放送担当記者)
1月4日、チャンネル登録者数173万人のビジネス動画メディア「ReHacQ」にアップされた動画に、フジテレビを昨年12月末に退社した20代後半の元社員が出演。退社までの4年間、コンプライアンス推進室のSNS対策部に在籍していたというが、様々な内情を明かし、再生回数は35万回(1月9日現在)に達している。
昨年は激動の1年となったフジテレビだけに、かなり興味深い内容だった。この動画について一部メディアがフジテレビに見解を聞いたところ、「守秘義務に違反する部分や事実と異なる内容も含まれているため、当社としては遺憾です」などとコメントしている。
「元社員のみならず、局の関係者がメデイアなどで発したネガティブな発言については、それを記事にしたメディアにクレームを入れています。とにかくこれ以上、企業のイメージダウンを食い止めようと必死ですね」(前出・フジテレビ関係者)
自業自得、自分で蒔いた種といえばそれまでだが…。
(高木光一)

