ロサンゼルス・レイカーズは、現地時間1月7日(日本時間8日、日付は以下同)に敵地フロストバンク・センターで行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦を91-107で落とし、2026年に入って続いていた連勝が3でストップした。
レイカーズはルカ・ドンチッチが38得点、10リバウンド、10アシストのトリプルダブルに3スティール、ジェイク・ラレイビアが16得点、7リバウンドを残すも、今季ワースト2位の91得点に終わった。
それもそのはず。チームはこの試合、オースティン・リーブスが6試合連続、八村塁も5試合連続、さらにはレブロン・ジェームズと、先発3選手が欠場。平均得点の合計が61.0点を誇る3人が不在では、苦戦するのは当然だろう。
左腓腹筋を痛めたリーブスは今月末まで欠場の見込み。ふくらはぎを負傷している八村は、傘下のGリーグチーム(サウスベイ・レイカーズ)で練習に参加しており、復帰に向けて前進している。
一方のレブロンは、6日のニューオリンズ・ペリカンズ戦で33分9秒コートに立ち、30得点、8リバウンド、8アシスト、2スティールで勝利に貢献。だが2連戦の2日目となったスパーズ戦は、左足の関節炎と右坐骨神経痛のため欠場した。
ペリカンズ戦後、レブロンは「今シーズン残りの2連戦で出場できるかは未定だ。俺は41歳で、NBA史上最長の出場時間をプレーしてきた。(自分だって)その答えは今すぐ手に入れたい」と口にしていた。
今季のレブロンは、坐骨神経痛のためトレーニングキャンプとプレシーズンゲームを全休。開幕15試合目となる昨年11月18日のユタ・ジャズ戦で復帰し、以降は21試合中18試合に出場している。
NBA歴代最長の23年目をプレーする“キング”は、昨年末に41歳を迎えた。レギュラーシーズン通算5万9641分、プレーオフ通算1万2062分はどちらもNBA史上1位。今季も平均33.3分コートに立ち、21.7点、5.4リバウンド、6.8アシスト、1.0スティールにフィールドゴール成功率51.2%を残しているのだから、超人的と言っていい。
その一方で、欠場試合数はすでに17に達している。レギュラーシーズン終了後の各種アウォードは、82試合のうち65試合以上に出場しなければ対象外となるため、あと1試合欠場した時点で資格を失うことになる。 レブロンが今季のアウォード選出対象へ入るためには、残りの全試合に出場することが必須だが、その可能性は限りなく低い。
JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、大ベテランがスパーズ戦を欠場した理由をこう語っていた。
「彼のケガとその管理が主な理由だ。試合後は足を痛めていることが多い。それが一番の問題になっている。
今日、食堂で話をした。彼が体調を整えてバック・トゥ・バック(2日連続の試合)に出場できるまで回復することを期待していた。だが、この時期と今月の状況を考えると、そう断言するのは難しいだろう。今後も彼が出場できることを願っているが、翌朝に目覚めた時の状態次第になる」
ウエスタン・カンファレンスでは、8日の試合に勝利したミネソタ・ティンバーウルブズが25勝13敗(勝率65.8%)で4位に浮上し、23勝12敗(勝率65.7%)のレイカーズは5位へ後退。
ウルブズとは0.5ゲーム差、3位にいるデンバー・ナゲッツ(25勝12敗/勝率67.6%)とも1.0ゲーム差だが、6位のヒューストン・ロケッツ(22勝12敗/勝率64.7%)とも0.5ゲーム差とほぼ同率で、今後チームが黒星先行に陥るようなことがあれば、さらに順位を落とす可能性もある。
現状ではドンチッチを中心とした布陣で戦いつつ、八村の復帰を待ち、レブロンへの負担を軽減したいところ。この先41歳の大黒柱が2連戦へ出場できるコンディションを取り戻せたとしても、残り47試合にフル出場することはさすがに厳しいだろう。
オールNBAチームなどのアウォードが対象外になろうと、レブロンがフォーカスしているのは王座獲得に変わりはない。シーズンの勝負所でこの男が“出場可能な状態”でいられるよう、引き続き細心のケアをしていく必要がある。
文●秋山裕之(フリーライター)
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