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宮崎駿が高畑勲の忠告を無視!ジブリとしての初作品『ラピュタ』公開前にあった「大間違い」とは

宮崎駿が高畑勲の忠告を無視!ジブリとしての初作品『ラピュタ』公開前にあった「大間違い」とは


『天空の城ラピュタ』場面カット(C)1986 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

【画像】あ、ジブリの語源ってそうなんだ コチラがもととなった「戦闘機」です

GHIBLIと書いて何て読む?高畑さんから鋭い指摘

 日本が誇るアニメ制作会社・スタジオジブリは、今や世界的に名前が知られています。さて、そんなジブリの歴史を紐解くと、実は最初から現在に至るまで、とある「大きなミス」をしてしまっていることをご存じでしょうか。

 注目すべきは、「ジブリ」というスタジオの名前です。アルファベットだと「GHIBLI」と表記します。映画『天空の城ラピュタ』(1986年)を制作するための新スタジオとして、宮崎駿氏が命名しました。

 GHIBLIの由来は、サハラ砂漠の熱風を意味するイタリア語で、第2次世界大戦中のイタリア軍の偵察機の名称です。飛行機に目がない、宮崎氏らしいネーミングといえます。

 ところが、ネーミング会議ではちょっとした諍いが発生しました。宮崎氏が「GHIBLI(ジブリ)」の名称を提案すると、すかさず高畑勲氏が異議を呈したのです。

 曰く「 “ジブリ”でなく“ギブリ”と読むのが正しいのでは?」とのことでした。高畑氏の指摘はさすがといえますが、宮崎氏は「いや、俺の友達のイタリア人がジブリだと言っている」と反論して譲らないのです。結果として、宮崎氏の意見が通って、世界のスタジオジブリが誕生したのでした。

 実際のところどっちが正しかったのかといえば、やはり「ギブリ」と読むのが正解です。読み間違えが、そのまま社名として半永久的に残ることになってしまいました。単なるミスではなく、高畑氏からの指摘があったにも関わらず、宮崎氏が頑として受け付けなかった、という経緯がなんとも象徴的ではないでしょうか。

 とはいえ、その後ジブリは世界が誇るアニメスタジオに成長しました。ギブリと読む方が間違えになるくらい大成功を収め、その熱風は地球のいたるところで、今も吹いています。

 それにしても、宮崎氏の「友達のイタリア人」は本当にGHIBLIをジブリと発音していたのか……気になるところです。

参考書籍:『ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』(文春文庫)

配信元: マグミクス

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