「対等でいたい」という彼の言葉を信じて
Kさんと出会ったのは、友人の紹介がきっかけ。穏やかで誠実そうな印象に惹かれ、すぐに交際がスタート。初めてのデートの会計時、彼は「対等な関係でいたいから、割り勘でいい?」と言いました。奢られることに抵抗があった私は、その言葉をむしろ好ましく感じたものです。お互いに負担をかけず、フェアな関係を築いていけるとこの時は思っていたのです。
積み重なる「小さな違和感」の正体
異変に気づいたのは、交際3ヶ月を過ぎた頃のこと。レストランでの食事中、Kさんはいつも高めのコース料理やお酒を注文し、私はパスタとソフトドリンク程度。それなのに、会計はきっちり半分ずつ。
映画を観に行けば、私がチケットを買い、Kさんがポップコーンを買う約束なのに、なぜか理由をつけてポップコーンを買わず。それに、なぜか毎回カード払いは私だけ。「あとで渡すね」と言われたお金が返ってきたことは、一度もありませんでした。少し疑問を持ち始め、コツコツとレシートを集めるようにしました。
