また1人、NBAから生え抜きのフランチャイズスターがいなくなるかもしれない。
現地時間1月9日(日本時間10日、日付は以下同)、『ESPN』のシャムズ・シャラニア氏は、メンフィス・グリズリーズがエースのジャ・モラントに関するトレードオファーを検討していることを報道。すでに複数のチームが獲得に乗り出しており、グリズリーズ側は見返りとして若手とドラフト指名権を求めているという。
また、同氏はグリズリーズが今後、ジャレン・ジャクソンJr.と台頭しつつある若手タレントを中心にチームを再構築する道と、この先も再建の核としてモラントを据え続ける道、複数の可能性を検討していると自身のXに綴っている。
今季のグリズリーズは、1月8日を終えた時点でウエスタン・カンファレンス10位の16勝21敗(勝率43.2%)。新人セドリック・カワードや2WAY契約から這い上がったキャム・スペンサーらヤングタレントの活躍が目立つ一方、主力に故障者が続出し、ここまで黒星が先行している。
なかでも主砲モラントは、ふくらはぎや足首のケガで19試合を欠場。その上シュート不発で平均得点はルーキーイヤー以来の低水準、さらにトゥオマス・イーサロHC(ヘッドコーチ)との不仲説も報じられるなど、ネガティブな話題が際立っている。
加えて近年は故障やコート外でのトラブル連発により、何度も放出論が飛び交っていた。フランチャイズの未来を担うと思われた男は、もはやアンタッチャブルな存在ではなくなり、グリズリーズとしても本格的にトレードオファーに応じるようになったのだろう。
なお、ブレッド・シーゲルやエバン・サイドリーら複数のNBAレポーターによると、移籍の候補先としてはマイアミ・ヒート、ミルウォーキー・バックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、サクラメント・キングスなどが挙がっているという。
リーグでは1月7日、アトランタ・ホークスが7年半にわたりチームを牽引してきたエースのトレイ・ヤングをワシントン・ウィザーズにトレードしたばかり。もしモラントの移籍が実現すれば、NBAで稀少となっている生え抜きスターがまたも放出される事態となるが、はたして。
構成●ダンクシュート編集部
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