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マチアプ休止で“結婚相談所”を登録するも… 開くと、まるで介護保険のパンフレット

マチアプ休止で“結婚相談所”を登録するも… 開くと、まるで介護保険のパンフレット

小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

私はまた、結婚相談所に入会することになっていました。たまたま番組で出会ったメイクさんが副業でやられてるとのことで誘ってくださり、これも縁だと重い腰を上げることにしました…。

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■ 2回目の相談所

なぜ腰が重いのか。非常にめんどくさいことがあります。それは「独身証明書の取得」。戸籍確認、郵便局や区役所など色々行ったことを覚えています。ただこのめんどくささを乗り越えて登録している人たちは誠実な人が多いという声も聞くので、やるしかないし、やらないと入会できない。

しかも私は2回目。1回目はマッチングアプリのほうで彼氏が出来たため3ヶ月で退会しましたが、その頃39歳の私に来る申請は10個以上年の離れたおじさまばかり。大変失礼ですが…開けば毎回、介護保険のパンフレットを彷彿させるようなものでした。今回なんてさらに歳重ねたし、またそうなるのでは…。ただ何もしないよりはマシかと入るのに1ヶ月かかってしまいましたが登録完了となりました。

今回の相談所は前とは雰囲気がだいぶ違いました。相談所でやること自体はほぼ変わりはないのですがアドバイザーさんによって運び方が違うというか、マインドの持ち方、考え方が「全肯定」という手法でした。これは流派によって変わる、みたいなことなのでしょうか。

この相談所の人達はとにかく優しい。「別にここで見つけなくてもいいんですよ。マッチングアプリでもなんでも、まほさんが幸せになってくれることが目標」だと言ってくださいました。

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■結婚式を「想像」

まず最初にやることは「想像」と言われました。「結婚をリアルに具体的に想像しましょう」と。リアルとは、ただ理想通りの彼を思い浮かべてウキウキルンルンするだけではなく、住む場所、部屋の間取り、お金の使い方、1日のスケジュールまで決めるようにと言われました。

たしかに結婚以外にも願望実現をするために、明確に決めることが大切というのはよくわかります。私はスラスラともらったルーズリーフいっぱいに書いていきました。こういうのは得意。子供の時から妄想ばかりしていたから。

さらに次の想像に進みました。今度は「結婚式はどんな感じかしらー? まほさんイメージしてみてー」と言われました。そういえば、私は今までドレスの憧れも特にないし式をイメージしたことなかったなぁと気づき、ちょっとやってみようと目を瞑りました。会場には、家族、お世話になった人たち、友達、芸人仲間が余興をやってくれていて、隣には、運命の彼。お色直しで私たちは一時退席し、着替え、また扉の前に立つ私たち、その時、彼に一言こう言われました「本当にありがとう」と。

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■「予祝よ!」

気づけば、部屋で相談所の人たちが拍手していました。パチパチパチパチ。「素晴らしい、これは出来るわね!」「予祝よ、予祝!」(予祝というのは、もう現実に起こったかのようにお祝いすること)。

私の頬は涙で濡れていました。私は想像で泣いていたのです。「泣けるなんて、絶対に結婚できる!」と拍手喝采が止まらない。「あ、ありがとうございます、場所は表参道のレストランにしますね」と調子良く答える私。これ、悪くないなと感じていました。まぁ、ただの妄想と言われてしまえばそこまでですが、やるのはタダだし気持ちが上向きになることは良いこと。

そして、いよいよプロフィール登録へ進みました。

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■「男は結局、女子アナ好き」

歳を重ねれば重ねるほど、自分はこうだ! というこだわりをいい意味でも悪い意味でも強く持っていく。だから、今回は相談所の人たちの言うこと全てに従ってみようと思いました。

メイクが好きな私は、自分でやりたいところですがここはお任せし、洋服もそちらのスタジオで選んでもらいました。薄い少しくすんだピンクのフリルのブラウスに白いフレアスカート。絶対に普段着ない…。

「男はね、結局、女子アナが好きなのよー」「そう、結局はそうなの」という相談所の皆さん。少し古いなと感じても、そこも従いました。髪の毛もクルクルっとさせて白いパンプスを履いて完成。鏡の映った自分の姿は…「これは私ではない」。ですが、これで登録すると腹は括りました。

そして、カメラマンさんは若い20代の男性。相談所のお姉さんたちから、私のメイクやファッションについて「どう? 可愛くない?」と聞かれた彼は、「あー、まぁたしかに、結婚なら」と答えていました。「結婚なら」というところに引っかかりましたが、ここはプロの言うことを信頼することにしました。

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■貴重な「同世代」とマッチング

そしてやっと開始となりました。写真を掲載されて数日が経ちました。そろそろ開いてみるかと見てみると…やっぱり。ここは90%確信していたのですぐに受け入れられました。介護保険のパンフレット状態でした。60代70代、けっこういらっしゃいます。また年収も前の相談所の時より下がっているように感じました。

このようにマッチングアプリ以上に数字で自分自身も裁かれいくのが相談所の苦しみ。だから私は辞めていたのですが、逆に期待もなくなっていました。良い人がいたらラッキーくらいに思っていました。

そんななか、ひとつ年下の男性とマッチング。貴重な同世代とビデオデートをすることに。印象も良い、不動産やりながら塾講師もしているという彼。素敵かも…!

この時は、一杯900円の高級珈琲店で叫ばれることになるとは思っておりませんでした、続く!

こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

(文/Sirabee 編集部・こいで まほ
配信元: Sirabee

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