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スキーシーズンのクマに関して、冬眠の実態とバックカントリーで知っておくべきこと

この冬、クマが冬眠から覚めるのはいつ頃?

この冬、クマたちが冬眠から覚めるのはいつ頃になるのだろう? 

「一般的には4月になってからなんですが、出てくる時期は場所によっても違いますし、その年の餌条件によっても変わってきます。また、春先の気候によっても違います。

春先になると暖かくなって雪が解け始めて、冬眠していた穴のなかにどうしても水がしみ込んでくるんですね。すると居心地がよくないため、起き出す個体が増えてきます。普通でも3月下旬になると目覚めて活動を再開するクマはいますし、今年は個体によっては3月上旬もあり得ます。個体差があるので、正確な予測はできないです。地域によっても違ってきます。やはり暖かい地域のほうが冬眠期間は短いですね」

クマたちに起きている異変

路上をクマが悠々と… @北海道にて

2025年のクマ被害の大きさの原因は、極端な餌不足がクマの行動に影響したということなのだろうか? 坪田教授はこう指摘する。

「岩手県や秋田県で人里に数多く出没したことは、例年と違うパターンでした。結構な数の人が襲われて、食害にもあったことは、単にドングリの不作が原因というだけの話ではない部分もあります。

一つには人馴れが進んでいることです。ハンターの数が減っていて、山のなかで追われることがなくなってきたこともあるし、里山と呼ばれるところから人がどんどんいなくなって過疎化が進んでいるので、そういうところにクマが入り込んできてるわけですね。

人里に現れて木に登っているクマの姿もよく見られるようになった

過疎化している場所というのは、もともと人の活動があった場所なんですが、例えば炭を焼いたり、薪をとったりする。そういう木が生えていたわけですね。それらはだいたいコナラやミズナラという木でドングリをつける木なんですね。それが放置されたり、人が住んでいた庭先に植えた柿や栗の木がそのままにされて誰も管理しない木があったりする。そういうところにクマがどんどん入り込んできているので、彼らも人の居住域に近いところまで出てきていて、人を多分見てると思うんですね。

けれども、人からなにか悪さをされるわけでもなく、ハンターに追われるわけでもなく、人っていう動物がそんなに怖い存在ではないという認識が、いまクマのほうにできつつあるんじゃないかと思いますね。そういったことも背景にあると思います」

配信元: STEEP

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