シカゴ・カブスが先発陣強化に積極的な動きを見せている。
現地時間1月7日、マイアミ・マーリンズとのトレードで、カブスがエドワード・カブレラの獲得を発表した。今オフのカブスにとっては、FAとなっていた今永昇太との再契約に続いて、先発投手層により厚みをもたせる戦力を加えた格好だ。
カブレラは今季がメジャーキャリア6年目となる27歳。マーリンズでは昨季26試合に先発し、自己最多の8勝を挙げており、137回2/3で奪三振数150を数える本格派右腕だ。他球団からも関心が寄せられていたカブレラを獲得するべく、カブスは外野手のオーウェン・ケイシーら若手3選手を交換要員として、トレードを成立させた。
球団専門サイト『CUBBIES CRIB』でも今回の補強について、「ローテーションの柱となり得る投手を獲得した」と称賛している。
同メディアはカブレラがさらなる飛躍が望める逸材であると論じており、「非常に大きな可能性を秘めた先発投手と評価されている」と説明。また特徴については、「右腕の彼は5球種をバランスよく操り、特にチェンジアップ、カーブ、シンカーを主軸としている。球速と変化量に優れた投球は見ていて楽しく、打者を翻弄し、三振を量産できる本格派のパワーピッチャーだ」などと球威や変化球のキレを強調している。
また同メディアは、カブレラの過去の故障歴などを懸念する一方で、獲得によるメリットも多いと指摘。カブレラの保有権が2028年までであることに加え、「獲得に伴う負担は想定より小さかった」と主張。ケイシー以外の2人はルーキーリーグクラスだったとして、「いずれも、インパクトのある先発投手であるカブレラを獲得するためなら、球団が躊躇なく差し出せる人材だった」と振り返る。
他にも、昨年のトレード期限でもカブレラ獲得が検討されたとしながらも、「交換要員の水準が異常に高く、カブスを含む多くの球団が動けなかった。その状況を考えると、ジェド・ホイヤー編成本部長は、まさに最適のタイミングでこの一手を打ったと言える」と球団の対応にも賛辞を送っている。
記事では、今回のトレードで外野手レギュラー候補と見込まれていたケイシーの放出により、右翼には鈴木誠也がフルタイムで就くとの予想もある。昨季終了後から手堅い補強を進めているカブス。2026年シーズンの陣容が少しずつ輪郭を帯び始めている。
構成●THE DIGEST編集部

