最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
“長期欠場初体験”のヨキッチは復帰後の自分に不安?ナゲッツ指揮官は「そういう気持ちになるのは理解している」<DUNKSHOOT>

“長期欠場初体験”のヨキッチは復帰後の自分に不安?ナゲッツ指揮官は「そういう気持ちになるのは理解している」<DUNKSHOOT>

現地時間1月9日(日本時間10日、日付は以下同)、デンバー・ナゲッツはホームのボール・アリーナでアトランタ・ホークスに87-110で敗れたことで、連勝が2でストップした。

 今季38試合目で初の100点未満に終わったナゲッツは、ペイトン・ワトソンが25得点、11リバウンド、4アシスト、3スティール、アーロン・ゴードンが14得点、9リバウンド、5アシストをマークするも、ペイントエリアで30-56と大差をつけられ、最大26点差をつけられる展開に。

 ただ、それもそのはずだ。現在チームは、ニコラ・ヨキッチが左ヒザの過伸展で欠場しているほか、キャメロン・ジョンソンがヒザ、ジャマール・マレーが足首をそれぞれ負傷。先発3人を欠く厳しい状況にあり、控えセンターのヨナス・ヴァランチュナスも右ふくらはぎを痛めて戦線離脱と、戦力ダウンは否めない。

 大黒柱ヨキッチが離脱後、ナゲッツは3勝3敗。その間4試合に出場したエースガードのマレーが平均26.0点、6.8リバウンド、11.5アシスト、全6試合に出場したワトソンが同24.5点、6.7リバウンド、2.5アシスト、1.3スティールと気を吐いている。ただ、ゴードンとクリスチャン・ブラウンが復帰しているとはいえ、本調子ではないのが現状だ。
  昨季までの10シーズン、ヨキッチは毎シーズン69試合以上へ出場してきた。今季もここまで32試合へ出場し、リーグ5位の平均29.6点、リーグトップの12.2リバウンド、11.0アシストを記録中。9日に『NBA.com』へ更新された最新版のMVP候補ランキングでも1位に立っているように、その影響力は絶大だ。

 昨年末に離脱が発表された際、最低4週間後に再検査と報じられているため、最短で今月末に復帰できる可能性がある。もっとも、復帰に向けて尽力している一方、これまで長期離脱を経験したことがないヨキッチは、長く戦列を離れた後、コートに戻った際に何が待ち受けているのかを心配しているようだ。

 ホークス戦前の会見で、デイビッド・アデルマンHC(ヘッドコーチ)は「彼がそわそわしているのはわかっている。彼は一度も(長期離脱になる)ケガをしたことがないんだ。だからそういう気持ちになるのは誰もが理解している」と口にし、さらにこう話していた。
 「スポーツをしていてケガをした経験がある人なら、ただじっとしていることが最もつらいことを知っている。しかも、彼は一度も多くの試合を欠場したことがない。おかしな話ではあるが、私もスタッフとこの話をした。65試合ルールは理解しているが、過去10年間一度も(多くの)試合を欠場していない選手は、このルールに少し抵抗を感じている。彼が復帰したくて仕方ないことはわかっている」

 NBAの現行ルールでは、レギュラーシーズン82試合のうち65試合以上に出場できなければ、MVPやオールNBAチームなどのアウォードへ選出される資格を失ってしまう。現在すでに6試合を欠場しているヨキッチは、残り11試合までであれば資格を失わずに今季を終えることができる。

 その11試合目が、1月29日のブルックリン・ネッツ戦にあたり、翌30日のロサンゼルス・クリッパーズ戦が12試合目となる。つまり、復帰後にすべての試合に出場すると仮定しても、ヨキッチは少なくともクリッパーズ戦から復帰する必要がある。
  それは最低4週間後の再検査で最短の復帰を飾ることが前提になってくるため、30歳のビッグマンにとっては厳しい判断を迫られる状況だ。かといって早期復帰に踏み切れば、ヒザのケガを再発させるリスクも否定できない。そう考えれば、ヨキッチが慎重になるのも無理はない。

 ケガもまたゲームの一部とはいえ、ヨキッチにとってはNBAキャリアの中で、これまで経験してこなかった試練と言えるかもしれない。NBAの“65試合ルール”が今季中に変更されることはまずないが、まずは健康を最優先に考え、メンタル面も含めて万全な状態を取り戻してからコートに戻ることを願いたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ