“体質別”で選ぶ漢方薬という選択肢も

体質を改善するには、漢方薬もおすすめです。
漢方薬は、心とからだのバランスを見直し、崩れたバランスを整えることで、不調の改善をめざします。
また、漢方薬は植物や鉱物などの自然由来の生薬をもとに作られていて、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれています。
慢性的な腸の不調には、
「からだを温め、腸の動きを正常化する」
「自律神経を整えストレスを軽減する」
「便の水分バランスを整える」
「たまった老廃物を排泄する」
などの働きをもつ生薬が含まれている漢方薬を選びましょう。
<腸の働きをサポートしてくれる漢方薬>
大建中湯(だいけんちゅうとう)
胃腸を温め、腸の動きを活発にすることで、便秘やおなかの張りを改善します。人参湯(にんじんとう)
おなかを温めて胃腸の消化吸収機能を高め、冷えからくる下痢や腹痛を改善します。漢方薬は、体質との相性を重要視しましょう。
からだに合った漢方薬を使用することで、漢方薬の本当の力を発揮できます。
オンライン漢方サービスの「あんしん漢方」も使いやすくおすすめです。
体質診断から漢方薬の処方、アフターフォローまで漢方薬のプロが担当してくれます。
体臭ケアもマナーの一環
「スメハラ」という言葉がよく聞かれる昨今、体臭ケアもマナーのひとつです。体臭の原因、タイプを知ることで、適切なケアが行えます。
まずは日々の生活習慣を整え、胃腸に負担をかけないように心がけましょう。
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
