『スターダム旗揚げ15周年記念シリーズ NEW YEAR STARS 2026 in KORAKUEN 〜Day1〜』後楽園ホール(2026年1月10日)
○HANAKOvs世羅りさ×
HANAKOが世羅超えを果たした。
世羅は2012年11月にアイスリボンでデビュー。デスマッチに挑戦するなど独自路線で活動し、2021年12月にアイスリボンを退団後、プロミネンスを結成。スターダムにも参戦し、2022年12月には鈴季すず&柊くるみとのトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座を戴冠している。2日後の1・12後楽園大会で引退興行を控える中、この日久々のスターダム参戦が実現。現フューチャー王者・HANAKOと対決した。両者は昨年6・21代々木大会以来、7ヵ月ぶりの再戦。前回は世羅が勝利している。
まずは世羅が逆エビ固め、カンパーナを流れるように決めてベテランの味をみせつける。HANAKOもバックフリップで反撃するものの、世羅はゆりかもめで捕獲。耐えたHANAKOは変型バックドロップで反撃し、ボディアタック、フロントハイキックと巨体を生かした攻撃で巻き返す。エルボー合戦でも押し込んだ。
世羅も突っ込むHANAKOをキャッチしてシュバインで逆襲。串刺しランニングダブルニーを叩き込む。HANAKOもスタンド白鷺で応戦し、JPコースターで追い討ちをかけた。世羅もカバーに入ったHANAKOをサムソンクラッチで丸め込んだが、HANAKOは2カウントでキックアウト。ラリアットを連打すると、白鷺で絞め上げて世羅をギブアップさせた。
7ヵ月ぶりの再戦でHANAKOが世羅に雪辱。試合後、「世羅超えしたぞ!」と絶叫すると、「このカードが決まってメチャクチャ楽しみやったけど、この日が近づいてくるにつれて、世羅さんとの関係が終わっちゃうのかって思うとメチャクチャ怖くて。でも楽しみで何とも言えない気持ちで今日この日を迎えました」と戦前の心中を告白。「でも私は世羅超えをするっていう気持ちはずっと変わってへんかったし、私は世羅さんを絶対に超えてやるって、ずっとずっとあきらめないできました。今のHANAKOがあるのは紛れもなく世羅さんのおかげです。本当にありがとうございました」と強い思いとともに世羅への感謝を述べた。
すると世羅は「6月に代々木で戦った日にした約束。世羅超えしてみろって約束、普通に果たしちゃったじゃねえかよ。そんな簡単に超えてくれるなよ」と返答。「でも引退前にHANAKOの成長をしかと感じられて、これで心置きなく引退できます。学生時代の時、数ある女子プロレスラーの中から世羅りさを選んでくれてありがとう!」と感謝を返し、抱擁を交わした。
HANAKOは学生プロレス時代、世羅をもじったリングネームを名乗っていた。自身のプロレス入りによって2度のシングル対決が実現。そしてこの日、世羅超えを遂げた。世羅引退を2日後に控える中、HANAKOは「こんな世羅さんがあさって引退するんで、私も出させてもらう。お前ら全員観に来いよ」とアピールした。
【HANAKOの話】「後楽園大会ありがとうございました。今日が正真正銘、最後の世羅さんとのシングルマッチで。やっと世羅超えをすることができました。私はプロとしてプロレスラーになるって決めたときに学プロがプロになる一つの選択肢になればいいなって思ってて。プロミネンス上げてもらった時も現役とか後輩の子たちに夢見せたいなってずっと思ってて。私自身が世羅さんに勝つことも自分の夢の一つとしてずっと心にありました。学プロレスラーの夢やったけど、私一人の夢として今日その夢を叶えることができて、凄く凄くうれしいです。これからこのフューチャーチャンピオンとしての姿も見せることができたし、もっと大きなレスラーになって世羅さんにも見守っててほしいなって思います。(引退の)2日前にシングルマッチ受けて下さって、ありがとうございました」
【世羅の話】「ラストスターダムありがとうございました。最後に後楽園ホールという場所でHANAKOと戦えて、しかも世羅超えされちゃって。そりゃ悔しいけど、悔しい以上に何だろう。うれしい…うれしいのかな。そういった感情の方がでかい気がします。学生プロレスの時にフェラりさってヤツがいるって聞いた時は、なんて面白えヤツなんだって思ってたけど、ここまで凄い選手になるとはさすがに思ってなかったので。これからもHANAKOの輝かしいプロレスラー人生を私はOBとして見守りたいと思います。ありがとうございました」

